企業において、社内のイベントは様々な意味合いを持ちます。
企業の方向性の確認はもちろん、普段あまり接点を持たない社員との交流など、いずれも重要なことには変わりないでしょう。
そんなイベントの中でも、周年記念というのは会社全体が参加する重要なイベントです。
今回は周年記念イベントで動画を活用すべき理由やメリット、制作のポイントを解説していきます。
周年記念イベントでは絶対に動画を制作すべきですので、本記事を参考にぜひ制作にトライしてみてください。
目次
周年記念動画とは?
周年記念動画とは、その名の通り「企業の周年記念イベントで流す動画」のこと指します。
動画はメッセージ性が高く、紙媒体やWeb媒体と比較して伝えたいことを伝えやすい媒体です。
実際に周年記念イベントで動画導入する事例も増えてきており、周年記念動画はもちろん、さまざまなビジネスシーンでの活用が増えてきていることを理解しておきましょう。
周年記念動画を制作するメリット
周年記念動画を制作するメリットは、主に2つ挙げられます。
- 周年記念の節目を盛り上げられる
- 周年記念を印象付けられる
それぞれの詳細を確認していきましょう。
周年記念の節目を盛り上げられる
周年記念動画を制作することで、周年記念という節目を盛り上げる効果が期待できます。
通常の社内イベントにはないような動画を制作出来れば、より高い効果を期待できることは間違いありません。
また、周年記念ならではの要素を動画に取り入れることができれば、「あんなことがあったな」「あの時は大変だったけど、だからこそ今がある」というような社員の感情を揺さぶることもできるでしょう。
節目としての記念だからこそ、盛り上げるために周年記念動画を制作するのがおすすめです。
周年記念を印象付けられる
周年記念イベントで動画を制作し、流すことで周年記念を印象付けられる効果が期待できます。
周年記念イベントは、定期的に開催されるものではありません。一度のイベントをどれだけ印象付けられるかは非常に重要な意味を持つでしょう。
企業として伝えたいメッセージを強く与えることもできますので、周年記念イベントではぜひ動画を活用してみてください。
周年記念動画の活用例
周年記念動画は、以下のような場面で活用されています。
- 企業の歴史紹介
- 過去のイベントのダイジェスト動画
- 社員紹介動画
- 社外向け参加者に向けたブランディング動画
それぞれの活用例を確認していきましょう。
企業の歴史紹介
企業の歴史を紹介するうえで、動画は有効活用できます。
創業エピソードや企業の歴史を動画に織り込むことで、比較的新しく入社してきた社員はもちろん、昔から在籍している社員での意識の共有が可能です。
在籍する社員が企業の歴史を知ることで、社員に企業の理念やDNAの共有もできますので、どんどん取り入れていきましょう。
過去のイベントのダイジェスト動画
周年記念イベントはほとんどの社員が参加できるものの、過去のイベントについて共有するという事例は多くありません。
そのような場合にダイジェスト動画を用意しておけば、周年記念イベントを全社で共有できるというメリットが生まれます。
過去の動画を残しておくことで、翌年度のイベント内容を吟味したり、新たな担当者に引き継げるなどの用途も考えられるでしょう。
将来的な動画素材としても利用できるため、周年記念動画に限らず、社内イベントの動画に関しては残しておくことをおすすめします。
社員紹介動画
社員を紹介する動画を制作するのも、周年記念動画では非常に効果的です。
大きい企業になればなるほど、すべての社員とかかわりを持つのは難しくなります。そして、活躍している社員の名前を知っているものの、どのような人か知らないという状況が生まれるでしょう。
周年記念の場で社員紹介の動画を制作すれば、活躍した社員の情報共有が可能です。人柄や雰囲気を知ることができれば、社員同士のコミュニケーションが生まれることも見込めるでしょう。
もし周年記念イベントで表彰の場などがあるなら、表彰と動画を組み合わせるのも効果が期待できます。
社外向け参加者に向けたブランディング動画
周年記念で制作する動画は、社外に向けた広報活動にも効果を発揮します。
企業によっては、周年記念イベントに社外の関係者を招待することも珍しくありません。
そのような参加者に向けた周年記念動画を制作することで、企業イメージを強く印象付けることができるでしょう。
ただし、あくまでも周年記念動画は社内向けに制作することが大切です。ブランディングを意識しすぎて、目的に沿わない動画にならないよう注意しましょう。
周年記念動画制作のポイント
周年記念動画制作の際には、以下の3つのポイントを意識して制作してみてください。
- 15分前後を目安に制作する
- 過去→現在→未来の構図で制作する
- 創業者や代表のインタビューを取り入れる
3つのポイントの詳細を確認していきましょう。
15分前後を目安に制作する
周年記念動画を制作するのであれば、15分前後を目安に制作するのがおすすめです。
短すぎると内容が伝わらず、長すぎると視聴する側に飽きが来てしまいます。そのため、製作段階から15分程度で収まる構成を考えておきましょう。
どうしても収まりきらない場合には20分を超えないように注意し、可能な限り短くすることを推奨します。
過去→現在→未来の構図で制作する
企業の歴史を紹介する場合には、当然ながら時系列が大切です。
時系列が整理されていない状態だと、内容が入ってきづらいため、視聴者に優しくない動画に仕上がってしまいます。
基本的には過去→現在→未来の順番で制作し、どうメッセージを伝えるのかを意識しながら構成しましょう。
構成がしっかりしていれば、より満足度とクオリティの高い動画制作が行えるはずです。
創業者や代表のインタビューを取り入れる
周年記念動画だからこそ、創業者や代表のインタビューを取り入れるのは非常に効果的です。
現在の理念・使命・経営計画やその説明を創業者や代表に語ってもらうことで、現在の事業の目的や目標を社員に伝えることが可能です。
また、普段の業務で代表とかかわりを持つ社員は多くありません。
硬い雰囲気にならないよう、自然に聞けるような会話形式でインタビューすることを心がけて制作してみましょう。
周年記念動画制作はプロに依頼するのがおすすめ
周年記念動画を制作するのであれば、プロに依頼するのもおすすめです。
動画制作は自社内でも十分に行えますが、それでも時間やコミュニケーションコストがかかることは否めません。
プロに依頼することで、時間コストの削減はもちろん、動画制作の必要な部分に時間をかけることが可能になります。
まずは周年記念動画の制作について、プロへの相談をしてみましょう。
「動画の窓口」では、周年記念動画についてのご相談も随時承っております。お困りの際にはぜひ一度ご相談ください。
周年記念動画は絶対に制作すべき
今回は周年記念動画とはなにか?という点をはじめとして、制作のメリットや活用例の紹介をしてきました。
結論として、周年記念動画は制作するのがおすすめです。周年記念という節目の印象付けには効果を発揮しますので、ぜひ制作に取り組んでみましょう。
この記事で紹介してきたポイントをおさえた動画制作を行えば、周年記念イベントがより良いものになることは間違いありません。
動画という媒体は、伝えたいメッセージを伝えるのに最適なツールですので、企業のさまざまな場面にどんどん取り入れていきましょう!