動画コラム

【2021年】動画広告の作り方をプロが解説【時代に即した最適解】

本記事では、企業の広告担当者や経営者向けに「動画広告の作り方」について、動画制作のプロの目線から、徹底的に解説します。

デジタルデバイスが普及した現代で、動画広告は必須ともいえる広告手法です。動画制作のプロから見ても、その重要度は年々増していると感じます。

どんな動画広告を作るべきか、作るときのポイントは何か、広告担当なら知っておくべき内容です。最後まで読んで、明日からでも動画広告を作れるようになりましょう。

2021年は動画広告の転機!作り方を知ろう

2021年は動画広告の転機!作り方を知ろう

引用:2020年国内動画広告の市場調査を発表|サイバーエージェント

2020年末のサイバーエージェント調べでは、動画広告はデジタル広告の中において3千億円ほどの売り上げを占めています。その後も1年ごとに約1千億円崩すの増加が見込まれほどです。

そのため、ゆるやかな市場の拡大は終わり、一次関数的に動画広告がより広がっていくことが想定されます。これは、動画広告に出稿する企業や枠が増えているということ。

つまり、2021年は広告枠や競合他社の出稿が爆増するでしょう。企業は様々な手法で動画の効果を測定するための良いタイミングと言えるのではないでしょうか。

動画広告の作り方の流れ

今回は「動画広告の転機となるであろう2021年」において通用する、動画広告の作り方を解説します。

動画広告の作り方の手順は、大枠から順次決めていきます。具体的には、下記のとおりです。

  • ①制作手法を選ぶ
  • ②配信媒体を選ぶ
  • ③ジャンルを選ぶ
  • ④動画時間を決める

本記事では、上記の手順について詳しく解説します。

プロの目線から見た、深く突っ込んだ内容になっているので、ぜひ参考にしてください。

動画広告の作り方:①制作手法を選ぶ

動画広告の作り方:①制作手法を選ぶ

動画広告は、2019年ころから「自社で製作する場合」と「外注する場合」との2パターンが生まれてきました。

さらに自社で制作する手法を2パターンに細分化すると、合計で3パターンになります。

  • インハウス(内製化)
  • 自動生成ツール
  • アウトソーシング(外注)

それぞれの制作手法について、詳しく解説します。

インハウス(内製化)

コロナ禍において、業務改善の一環で YouTubeやtiktok の運用などを始める起業が増えました。その際、どうしても必要となるのが「動画編集の能力」です。

プログラミングのように難しいものではありませんので、簡単な動画編集であればできる社員が自社にいる、そういう時代に突入したという実感があります。

自社で制作できるとコストとスピード感の割が良いので、スピーディーに広告を回したい際には重要な手段となり得ます。

その反面、動画制作は画像やイラスト制作に比べて時間がかかるので、コストに対しての製作技術が見合わないケースがばかりです。

長期的に動画広告を制作する場合に社員を育てるのも手です。しかし高いクオリティの動画を制作するには大きなコストを要すると見込みましょう。

自動生成ツール

tollite、Richka、CMstudio、VideoBrain、Sovec、LetroStudio、などの自動動画生成ツールを利用することで手軽に自社内で動画制作を行えます。

特にこれらのツールは、モーショングラフィックを利用できる強みがあります。30秒以内程度の短時間に効果的なインプレッション与える動画を製作可能です。

AB テストなどを行う際は、この自動動画生成ツールを利用してみることを動画の窓口でも実際に推奨しています。

そのうえで一定の視聴者の傾向がわかった際には、より自社のブランディングが適切に反映できるような「費用をかけた動画制作」を外注するのがおすすめです。

残念ながら自動生成ツールは柔軟性が低いので、細かなニーズに答えられません。2021年の水準では、あくまで広告運用における試験段階に留めるべきでしょう。

アウトソーシング(外注)

アウトソーシングは、質と納期を担保してくれます。特に撮影を要する場合は、自社内ではどうしようもないことが多いので、アウトソースの力が大いに期待されるところです。

編集に関しても当然経験値が高いため、例えば自社の社員が少し動画編集をされる程度であれば「1/3〜1/10の編集時間」で求めるコンテンツを制作可能です。

自社のブランディングなど、しばらく変更されないような動画を作る際にはアウトソースを利用する方が、高い費用対効果を見込めます。

もちろん、動画制作は画像・イラスト制作に比べると費用が高い傾向です。費用の面は、外注における唯一の懸念点といえます。

動画広告の作り方:②配信媒体を選ぶ

動画広告の作り方:②配信媒体を選ぶ

動画広告を出す際には、テレビ CMを除き、Web媒体またはデジタルサイネージどちらで展開するかが検討されます。

結論としては、広告を投下するタイミングを集中して同時多発的に入稿すべきです。

一方でウェブ媒体の場合はテストマーケティングをするために使うこともできるので、予算やタイミングを見計らって計画していく必要があります。

そういった背景を踏まえ、ここでは下記の6点の配信媒体を紹介します。

  • 動画配信プラットフォーム
  • SNS
  • ADネットワーク
  • アプリ内広告
  • デジタルサイネージ
  • 広告代理店

それぞれの媒体について、詳しく解説します。

動画配信プラットフォーム

動画広告の配信に適した動画配信プラットフォームは『YouTube』『TVer』の2つです。

各プラットフォームのポイントを解説します。

YouTube

動画広告枠として最もポピュラーなのが『YouTube』です。最も印象的なのは動画の冒頭や中盤に挿入されるインストリーム広告でしょう。

YouTubeは動画の長さや金額設定をユーザーが選べるので、テストマーケティングとしては最適な媒体です。

一方で YouTube は近年になりプレミアム会員、つまり広告を表示しない有料会員を増やしています。

そのため、動画広告業界にとって2021年は向かい風なるかどうか、どのようなユーザー層が YouTube に残っていくのか、見極める大事な年にもなるでしょう。

TVer

国内で広告をしかける際に今後押さえておくべき媒体の一つが TVer 広告です。TVerが展開している広告は、15秒、30秒、60秒などと「設定せず可変的に」秒数を選べます。

またTVer 以外のWEB配信やコネクテッド TV 共視聴者動向や広告出稿連動することができます。つまり、今まで計測できなかったテレビ番組と連動した広告のユーザー分析も可能です。

TVer は2020年末頃に新たな広告指針を出しており、2023年に500億円の売上規模を目指しているので、さらなる改善が見込めます。(参考:簡易版 TVer 広告 セールスシート)

500億円となれば、国内のデジタル動画広告の売り上げの15%以上を占めるので、その数値からTVer の本気度がうかがえます。

そのため、2021年は TVer にとっても勝負の年です。様々なキャンペーンやユーザーに対してのフォローが展開されると予想されるので、 TVer に出稿すれば良い年になるかもしれません。

SNS

Web 動画広告の中で忘れてはならないのが SNS 広告です。

ここでは『Facebook』と『Twitter』について、詳しく解説します。

Facebook

Facebook は、30代以上のビジネス層が多く利用している媒体です。現在では 個人のPRや情報を取得する場として使われている傾向があります。

採用の広告のように「あなたを求めています」というオファーの内容や、サービスプロモーションであれば、より専門的な情報をピンポイントで狙い撃ちする広告が良いでしょう。

そのため短い動画というよりは、少し長めであっても有益な情報と捉えてもらえるような良質な動画広告が得策と言えます。

Twitter

Twitter は、 2020年の新規の SNS 流入の中でトップであり、今までエンタメ層が多かったユーザー層からビジネス層が大量に流入しています。

個人名アカウントからの広告配信をすることで、視聴者に対してナチュラルなコミュニケーションを取ることができますので、 そのような使い方も検討しましょう。

アドネットワークは、バナー広告がまだまだ主流ではありますが、 今後動画広告が各所で展開されていくことが予想されます。

ただし動画広告は画面に対しての動きが大きく、視聴者に対して不快感をもたらしてしまう懸念もあります。

傾向としてはやはり動画プラットホームにおいての広告の方がユーザーからのレスポンスも多く取れるならないかと考えられます。この辺りは今後調査を進めていきます。

アプリ内広告

ゲームのアプリ内広告は動画広告として非常に有効ですし、 最近ではタッチをして選択するなどのインタラクティブ性の高い動画広告も流行っています。

コンテンツの魅力を伝達したい場合には、アプリ内広告がおすすめです。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージは、街中に溶け込むデジタル広告です。

主に以下のような場所でデジタルサイネージ広告は活躍しています。

  • 駅中
  • 街頭ビジョン
  • タクシー内広告
  • 電車内広告
  • スーパー薬局などの店舗等

乗り物や公共機関などに設置することで、Web動画広告よりも確実に視聴を流せます。

また、広告を展開することにより競合他社の排除を行うことが可能です。

デメリットとしては、動画に比べると費用が高く「100万円から数千万円」まで幅広い放映金額が発生することです。

できれば、自動生成ツールなどを使ってAB テストを行った上で「より広告効果の高い動画」を選別してから配信するべきでしょう。

広告代理店

動画広告を自社で運用することもできます。しかしデジタルサイネージなどの配信では広告枠が限られているので、広告代理店に相談するのが今なお得策です。

また、 本当に動画広告が正しいのかなどの検証も含めて、適切なアドバイスをしてくれるのが広告代理店です。

当メディア『動画の窓口』でも広告代理店パートナーがいます。興味があれば『オンライン無料相談』から気軽にご相談ください。

動画広告の作り方:③ジャンルを選ぶ

動画広告の作り方:③ジャンルを選ぶ

動画広告のジャンルは、大きく分類すると下記の3点です。

  • アニメ
  • マンガ
  • 実写

それぞれジャンルについて、詳しく解説します。

アニメ

アニメとは、アニメーション動画の略称です。

5秒から15秒程度の動きの強い動画を作り、ユーザーの視線を注目させられます。短い時間で、高い訴求力を求めるならアニメーション動画はおすすめです。

しかしアニメーション動画のデメリットは、制作費用が高くなります。実写よりも遥かに多くのリソースを必要とするからです。

また自社社員のみで制作するのは、技術的な問題でかなり厳しいでしょう。アニメーション動画は、ほとんどの企業が必然的にアウトソーシングをとります。

漫画広告

漫画広告はユーザーの支持率が非常に高いです。

理由の一つとしてポルノ関係を想起させるようなプレイな表現が用いられていることも挙げられます。 BTC の商品については効果が高いですが、BTOB ビジネスにおいては必ずしも得策とは考えられません。

2019年頃から出始めた漫画広告で、 視聴効果の改善から1.5倍速再生が主流となっています。

また、漫画ならではコンテンツのワクワク感というものはあります。しかし、やり方によっては会社のブランドイメージを損失しているしまうことにもなりますので慎重に制作しましょう。

実写

実写動画と一口にいっても、たくさんの種類があります。

  • ドラマ仕立て
  • インタビュー
  • セミナー形式
  • ノウハウ解説
  • その他企画モノ

実写動画のメリットは、動画のストーリーさえ決めれば、すぐに制作にとりかかれることです。アニメやマンガのように、必ずしもアウトソーシングでなくても製作可能です。

デメリットは、やはり訴求力が劣ることや競合との差別化にあります。実写動画の場合、種類もたくさんあるので、自社の強みがPRできる内容を考えましょう。

動画広告の作り方:④動画時間を決める

動画広告の作り方:④動画時間を決める

動画広告も媒体や広告の条件によりいくつかの動画尺が設定されているケースが多いです。

5秒

YouTube の インストリーム広告では最もシンプルな広告の種類です。

必ず伝える用件は「一点にすること」と「サービス名やブランド名を入れる程度にとどめること」に注意しましょう。 5秒のうちに瞬間的なインパクトが求められます。

15秒

タクシー広告や電車内広告などのデジタルサイネージからTver、YouTube 広告まで幅広い媒体でベーシックなっている動画尺です。

「5秒×3」または「7秒+8秒」のような形で展開を分けて構成するのがオススメです。練習を開始する前に、かならず仮のナレーションを入れて尺の中に収まるかどうかを確認してください。

30秒以上

30秒以上の動画広告は比較的長いジャンルに入ってきます。原則としてワンメッセージに止める必要は変わりません。ただし、30秒以上ならワンメッセージに対しての補足情報を入れることができます。

またサービス名や重要なサービスキーワードも3回から5回ほどと、たびたび差し込むことで視聴者の脳内に情報を植え付けることができます。

広告によっては、1分以上の長い動画や10分ほどのセミナー動画などが配信されることも Web 動画ならではの特徴として挙げられます。

ただいずれにしても重要なのは冒頭の3秒から5秒程度で気になると思わせることです。 また長尺の動画の際にはモーショングラフィックを多用するのは控えましょう。

視聴者にとって画面が素早く動き続けるのはストレスになります。視聴者にとって「この動画を見たら価値がある」と思われる情報を長尺の動画では配信していきましょう。

動画広告の注意点:認知・興味の拡大目的で利用するべき

動画広告の注意点:認知・興味の拡大目的で利用するべき

現在の動画広告では、購買クリックを押すまでの導線はまだ開発途上のため、多くの場合認知や興味関心のファネルレイヤーに大して効果的です。

指標としてはキャンペーンページなどをセットで利用して、静止画広告と比べて cta(クリック率) がどの程度改善されるかを KPI(重要業績評価指標) にして運用するのが良いかと思います。

概ね各所のレポートでは150%から180%程度の改善が動画により見込まれます。制作コストの兼ね合いによりますが、ほぼ確実に動画広告は静止画広告に比べると高い効果を残すことが分かっています。

これらの動画広告の数値測定のまとめなどは、また別のコラムにてご報告します。動画広告運用者なら、ぜひ参考にしてください。

動画の窓口は、あなたの動画広告制作をお手伝いします

本記事では「動画広告の作り方」について、徹底的に解説しました。

最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 動画広告は、2021年が勝負の年になる
  • 動画広告の作り方は、①制作手法を選ぶ、②配信媒体を選ぶ、③ジャンルを選ぶ、④動画時間を決める、と大枠から順に決めていく
  • 動画広告は、まだ直接の収益に繋がりづらいので、あくまで認知・興味の拡大目的で利用するべき

動画広告はこれからの広告市場を牽引する重要な手法になってきます。各項目の詳細な説明については、『動画の窓口』の別途コラムにてお伝えしていきます。

また弊社『メディアパーティ株式会社』でも動画制作サービスを承っています。アウトソーシングを検討しているなら、『オンライン無料相談』までお越しください。

監修:[動画の窓口 動画コンシェルジュ 池上和]

さいごに

動画の窓口では、お客様からのご相談に丁寧にお答えしています。 ぜひ、お気軽にご相談ください。

また、企業様がご活用される様々なバリエーションの動画制作もしています。 今なら、「毎月2社限定 無料で動画制作キャンペーン」を行っているので、この機会をお見逃しなくお問い合わせください。

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