動画コラム

動画編集ソフト無料版のおすすめ8選!特徴やメリット・デメリットも紹介

今や「動画編集」は、一ビジネスとしてその地位を確立しており、副業やフリーランスの人気スキルとなっています。

その動画を編集するためのソフトは乱立しており、一体何をどう選べば良いのか難しくなってきているのが現状です。

今回の記事では、動画編集をはじめたばかりの方や自社内ではじめて動画制作を検討している担当者の方に向けて、無料版の動画編集ソフトおすすめ8選をご紹介します。

安直に無料の動画編集ソフトを選ぶと、やりたかったことができない、難しくて使えないなどの製品に対するギャップが生まれかねません。

本記事を読み、適切な動画編集ソフトをお選びください。

なお、動画編集のやり方や有料版買い切りソフトについては下記記事で解説しています。

動画の窓口おすすめの動画編集ソフト8選

動画再生画面のパソコン

動画の窓口がおすすめする無料動画編集ソフトは、以下で紹介する8つです。

  • iMovie
  • Microsoft フォト
  • AviUtl
  • Openshot
  • Shotcut
  • Lightworks
  • DaVinci Resolve 17
  • HitFilm Express

初心者向けと中級者~上級者向けをそれぞれ4つずつ、合計8つのソフトを詳しく解説していきます。

iMovie

「iMovie」とは、Apple製品に標準搭載されている動画編集アプリです。エフェクトやBGM、画像のトリミングなど基本的な動画編集機能がすべて揃っています。

iMovieの特徴は、主に以下の3つです。

  • 4K動画に対応
  • Apple製品同士の互換性
  • 直感的な操作が可能

iMovieは、4K動画に対応しています。かんたんに動画編集ができて、高画質な映像を楽しみたい方におすすめです。MacやiPhoneなどApple製品同士の互換性があるため、Macで作った後iPhoneで手直しすることも容易にできます。

iMovieは、初心者向けの動画編集アプリのため、直感に任せた操作が可能です。

iMovieのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・初心者でもかんたんに動画編集ができる・Apple製品に標準搭載されているので、ダウンロードする必要がない
デメリット・WindowsやAndroidでは使えない・動画や画像を2つまでしか重ねられない

Apple製品をお持ちの方は、まずiMovieで動画編集デビューしてみましょう。

Microsoft フォト

「Microsoft フォト」とは、Windows 10にプリインストールされている動画編集ソフトです。フォトと名前はついていますが、動画編集もできます。

Microsoft フォトの特徴は、主に以下の2つです。

  • 初心者でも使いやすい操作性
  • 4Kの読み込みが可能

Microsoft フォトの最大の特徴は、動画編集初心者でも使いやすいシンプルな操作性です。画像のカットや回転、BGMの挿入など基礎的な編集が時間をかけずに行えます。

4K動画の読み込みも可能。ただし、出力する際はフルHDまでで、4K出力ができない点に注意しましょう。

Microsoft フォトのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・Windowsのパソコンに標準装備されているので、余計なファイルをダウンロードする必要がない・ボタンの場所などが明確で、初心者でも安心
デメリット・機能が限られるため、オリジナル性は出しにくい・Macユーザーは使えない

時間をかけずにかんたんな動画を作りたい方は、Microsoft フォトを活用しましょう。

AviUtl

「AviUtl」とは、日本人によって開発された初心者向けの動画編集ソフトです。拡張性の高さと動作の軽さは無料ソフトの域を超えています。

AviUtlの特徴は、主に以下の3つです。

  • シンプルな操作性
  • 豊富なプラグイン
  • ソフトの動作が軽い

AviUtlは、シンプルな操作性で初心者でも使いやすくなっています。さらに、豊富にあるプラグインを導入すれば有料版級の編集ソフトにも劣りません。

これだけの機能が揃っていながら、動作が軽いのでストレスなく動画編集ができます。

AviUtlのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・動作が軽いため、パソコンのスペックに自信がなくても動画編集ができる・無料版ながら、有料版に匹敵する編集機能の多さ
デメリット・Macに対応していない・プラグインを導入するまでの操作が手間

徐々に動画編集のレベルを上げていきたい方は、たくさんのプラグインがあるAviUtlを利用しましょう。

AviUtlについては、下記記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひお読みください。

Openshot

「Openshot」は、基礎的な編集機能がすべて揃った動画編集ソフトです。海外のソフトですが、日本語に対応しています。

Openshotの特徴は、主に以下の3つです。

  • Mac、Windowsで使える
  • 機能に制限がない
  • 無制限のレイヤー

Openshotは、MacとWindowsの両方に対応しているため、今使っているパソコンですぐにダウンロードができます。また、無料版にありがちな機能制限もないのでソフトの機能を最大限活かせるのです。

レイヤーにも制限がないため、高度な動画編集が可能になります。レイヤーとは、素材を重ねて合成するための元になるものを指します。

Openshotのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・Mac、Windowsに対応しているため、好きなパソコンで起動できる・操作に慣れてきたら、難易度を上げた動画編集も可能
デメリット・ビデオチュートリアルがない・高度な機能があるゆえ、動作が重くなることがある

初心者から中級者にレベルアップしたい方は、Openshotを使ってみましょう。

Shotcut

「Shotcut」とは、中級者~上級者向けの動画編集ソフトです。初心者向けのソフトに満足できない方にはピッタリです。

Shotcutの特徴は、主に以下の2つです。

  • 豊富なエフェクトやフィルター
  • 複数ファイルの合成・編集

Shotcutには、豊富なエフェクトや効果フィルターが用意されています。自分が作りたい動画のイメージを、そのまま作品にできるのが特徴です。

さらに動画や音声ファイルなど、複数のファイルを一度に合成・編集もできるため、動画作成時間を大幅に短縮できます。

Shotcutのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・複数のファイルを一度に処理できる・動画効果が多く用意されているので、自分好みの作品を作れる
デメリット・音量調整機能が使いにくい・パソコンのスペックが低いと、動作が重くなる

初心者から卒業してより高度な動画を作りたい方は、Shotcutを使ってみてください。

また、こちらの記事でもShotcutについてまとめていますので、ご参照ください。

Lightworks

「Lightworks」とは、中級者~上級者向けの動画編集ソフトです。元々は有料ソフトでしたが、2021年12月現在はアカウント登録を行うと無料で利用できます。

Lightworksの特徴は、主に以下の3つです。

  • 動画作りをサポートする高性能な機能
  • 幅広いフォーマットに対応
  • 細かい調整が自由自在

Lightworksには、基本的な機能はもちろん、字幕の追加やシーンを移動するときに使うトランジションなど一歩先に進んだ編集機能が備わっています。4KやHDなど幅広いフォーマットに対応しているので、好きな形式で出力できるも魅力です。

エフェクトやテロップ挿入時の細かい作業も、ワンクリックで完了します。調整がしやすい点も、特徴の一つでしょう。

Lightworksのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・完全オリジナルの動画が作れる・動画の調整がしやすい
デメリット・海外ソフトのため、初期段階では日本語に対応していない(設定で対応可能)

初心者用のソフトに慣れてきたら、Lightworksを導入してみましょう。

下記の記事では、Lightworksの使い方について詳しく解説しているので、利用を検討している方は併せて読むことをおすすめします。

DaVinci Resolve 17

「DaVinci Resolve 17」とは、ハリウッドでも使われている高機能の動画編集ソフトです。有料版と無料版がありますが、機能だけみれば無料版でも十分に利用できます。

DaVinci Resolve 17の特徴は、主に以下の3つです。

  • プロも納得の編集機能
  • 高度なカラー編集技術
  • Mac、Windowsで使える

DaVinci Resolve 17最大の特徴は、高い編集機能です。豊富なエフェクトやプロ仕様のオーディオなど、数え切れないほどの機能が高度な動画編集を可能にしています。

さらにカラー編集技術では、色温度や色彩の調節などでお気に入りの色を追及できます。Mac、Windows両方で使える点も嬉しいポイントです。

DaVinci Resolve 17のメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・カラー調整が思いのまま・豊富に用意された素材のおかげで、動画編集に困らない
デメリット・パソコンのスペックに左右される・有料版でしか使えない機能がある

ハリウッドでも使われている動画編集ソフトを試してみたい方は、DaVinci Resolve 17を利用してみましょう。

利用するにあたっては、下記記事も参考にしてみてください。

HitFilm Express

「HitFilm Express」とは、海外で発売されている上級者向けの動画編集ソフトです。無料版でも性能は申し分なく、高機能の編集素材が動画作りをバックアップしてくれます。

Lightworksの特徴は、主に以下の3つです。

  • プロ向けの動画編集機能
  • 作った動画はSNSに直接アップロードできる
  • 有料のプラグインで機能を拡充

HitFilm Expressでは、プロ向けの動画編集機能を使えます。作った動画はSNSに直接アップロードできるので、余計な手間もかかりません。

機能をさらに追加したいなら、プラグインを活用しましょう。ただし、有料になる点に注意が必要です。

HitFilm Expressのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット・高度な動画作成ができる・作った動画を直ぐにSNSにアップできる
デメリット・機能を良くしたいなら追加費用がかかる・日本語に非対応

プロ顔負けの動画を作りたい方は、HitFilm Expressを使ってみましょう。

無料と有料の動画編集ソフトは何が違う?

クエスチョンマークが書かれたキューブ

無料と有料の動画編集ソフトでは、利用機能に違いがあります。

無料有料
価格0円約5,000円~30,000円
利用機能制限有り無制限

無料だと機能を制限している編集ソフトが多いですが、完全無料で使える点が最大のメリットです。

まずは、無料版で使い心地を試してみて、動画編集に慣れてきたら有料版に切り替えてもいいでしょう。

自分の目的に合った無料動画編集ソフトを選ぼう!

無料で使える動画編集ソフトは、何種類もあります。だからこそ、自分の使う目的を持って選ぶことが大切です。

かんたんに動画を作りたいなら初心者用のソフト、難しい動画を作りたいなら中級者~上級者向けのソフトと目的に応じてソフトを選び分けましょう。

無料の機能に物足りなさを感じたら、有料版のソフトも検討してみてください。

動画制作を本格的に行うなら、動画の窓口へご相談ください。企業・個人が活用しているさまざまなバリエーションの動画制作をしています。

さいごに

動画の窓口では、お客様からのご相談に丁寧にお答えしています。 ぜひ、お気軽にご相談ください。

また、企業様がご活用される様々なバリエーションの動画制作もしています。 今なら、「毎月2社限定 無料で動画制作キャンペーン」を行っているので、この機会をお見逃しなくお問い合わせください。

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