こんにちは、動画の窓口クリエイティブディレクターの小鹿です。
動画制作において、最近では自社内で制作する「動画の内製化」が増えてきていますが、そのメリットとデメリット、さらに事例を挙げて解説します。
この記事の監修者
動画の窓口 クリエイティブディレクター
小鹿猛志
大学時代からフリーランスとしてあらゆる動画制作を手掛ける。
現在はクリエイティブディレクターとして動画制作・WEBデザイン・パッケージデザインなど多岐にわたる制作をディレクションする。
目次
メリット
まず最初に動画の内製のメリットを3点ご紹介いたします
コスト削減
自社で制作することで、代理店や広告会社に支払う制作費やプロデュース費が必要なくなります。あくまで自社の人材の中で制作するというところで制作費の削減になります。
制作スピードの向上
制作会社代理店さんの場合は、打ち合わせを何度も重ねたりでなどが発生します。打ち合わせや調整が社内で行われるため、迅速な対応が可能になります。納品までの時間が短縮されます。
内部ノウハウの蓄積
継続的に動画を制作することで、社内に制作に関するノウハウが徐々に蓄積され、効率的な制作が可能になります。求められている反応率がいいなどのノウハウも徐々に社内に溜まっていくといったところも良い点です。
デメリット
続いて、逆に内製で起こりえるデメリットを3点ご紹介いたします。
人材の確保
動画編集・撮影・ITリテラシーのスキルを持つ人材が必要です。これらの人材を社内で見つけることが課題や、人材の確保などが課題となる場合があります。
設備と運用コスト
カメラや照明などの撮影設備、編集ソフトなどの初期投資や運用コストが必要です。また、配信する際、もしくは有料のシステムを使って配信したい場合などにも運用コストがかかります。
業務量の増加
動画制作が追加の業務として社内に加わることで、作業量が増えてスケジュールの管理や業務時間の確保が難しくなる場合があります。
内製がオススメな動画事例
SNS動画
近年特に重要視されているSNS動画ですが内製で行っている企業も少なくありません。
初めて動画制作に挑戦する方でも工夫次第でオーガニックでも数万以上再生されるなど内製動画としてポテンシャルの高い動画ジャンルです。
商品/サービス/会社紹介動画
あらゆる紹介動画もテンプレートを活用することで、内製化をすることができます。
商品数や商品の入れ替えが多いメーカーやアパレルなどの企業は動画が欲しい場面はあるが毎回コストをかけることはできないので諦めてしまいがちですが、内製化することで低コストで何本も動画を制作することが可能です。
配信
より専門的な知識が必要な業務ではありますが、簡単な配信であれば近年では個人レベルでも十分に対応可能な動画形式です。
またアーカイブとしても残しておくことにより、何度も同じ説明をする必要性もなくなります。
結論
動画の内製は、コスト削減やスピード向上、内部ノウハウの蓄積といったメリットがありますが、人材の確保や設備運用コスト、業務量の増加といったデメリットも考慮する必要があります。自社内で動画制作を始める際には、これらの点を十分に検討した上で計画を進めることが重要です。
動画の窓口では、内製研修を提供しており、より効果的に自社内で動画制作を行いたい方におすすめです。ぜひ、興味のある方はお問い合わせください。