こんな前準備があったとは…〜撮影に最も重要な『骨組み作り』を学ぶ〜
こんにちは!ゆうきです!
前回は最大の壁であった井坂大魔王へ指導のお願いをしに行き
そこで「自分が動画クリエイターになる理由を改めて見つめなおし再スタート!」というお話でした。
また、井坂大魔王はやっぱり恐ろしかったこともわかりましたね。
そして今回からついに本格的に大魔王の指導のもと、動画クリエイターを目指して頑張っていくことになったのですが…
「絵コンテ」や「企画」、「動画は撮影から始めるものではない」など、開始早々からもうわけがわからなくなっているという状況なのです。
僕 「大魔王、絵コンテというのは何なのでしょうか?」
大魔王 「ゆうきくんは絵コンテも知らないのか。ほんと全くの初心者なんだな。」
僕 「はい…すみません。」
大魔王 「絵コンテというのは、映像を制作する前に用意するイラストでの設計図のようなものだよ!」
僕 「ほうほう。なるほど。」
大魔王 「この絵コンテを撮影前に作成して、それを元に撮影や編集をしていくというわけ!」
僕 「なるほど!なるほど!」
さすが大魔王もプロです!説明がわかりやすい!
動画制作会社はお客様と、この絵コンテを使い『どんな動画にするのか?』の擦り合わせを行っているのか!確かにこの擦り合わせなしに動画を作ってしまうと、互いに納得のいく動画を完成させるのが難しいし、完成してから修正がきかなくなる。
そうならないために、絵コンテを使って、事前に擦り合わせをしつつ、制作側はお客様の想いをより反映しやすい動画を作っているってわけか!
僕 「でも、ちょっと待ってださい。絵コンテを作るのにも、どんな動画にするのかはあらかじめ考えておかないといけなくないですか?」
大魔王 「そう!だから絵コンテを作る前にまず企画を考えないといけない!」
僕 「あーーーーなるほど!そういうことですか!」
大魔王 「今回だとゆうきくんがどんな想いで、誰に届けたくて、どんな見せ方をしたいのか?などをまず考えないといけないね。」
僕 「なるほど!そこまで全く考えていませんでした。」
大魔王 「うん。だろうね。」
僕 (グサッ!)
やはり最後はメンタルを大魔王にへし折られます。
でも、これでやっとゴールを見ることができる。vlog動画を作ろうとは思っていたけど、この動画を「何のために作って」「誰に届けたくて」「そのためにどんな見せ方をするのか?」ここをまずは明確にしないといけない!
僕 「大魔王!ありがとうございます!まずゴールを明確にするということですね!」
大魔王 「ゴールなくスタートするなんて不可能だからね。ここを見ずに動画を仕上げたのはある意味才能かもね!笑」
僕 「は、はい。笑」(一言多い気がするのだが…)
僕 「じゃあ、この企画はどうやって考えればいいのでしょうか??」
大魔王 「うん?そんなのは自分で考えなよ!」
僕 「えーーーーーー!!!」
大魔王 「まぁここに資料だけ置いとくから、あとは自分で頑張りなさい。僕は今から別で仕事があるからもういくね!」「じゃ!」
僕 「ちょ、、ちょっと待ってーーー!!!」
企画作り
大魔王は熱血指導タイプかと思ったら、まさかの野放し教育タイプだったか…僕の父親と同じタイプだ
(少し頭を抱えている写真にしました。笑)
まぁ仕方ない。
まずは自分が何を作りたいのか明確にしていこう!
「………」
「………」
「………」
やばい!全然わからない!
え?自分って何で動画を作るんだっけ??
あっ!そうだ!そうだ!!
大魔王の資料!!!!!!
==========================
【 企画とは 】
・何らかのニーズを満たすこと
・実現するための方向性、目新しさがあること
つまり
「誰の」ために「何を」作って「どんな目的で」見せたいのか?
【 イメージを固める 】
目的
・イメージアップをしたい
・とにかく集客をしたい
・お客様の声を届けたい
・自社サービスを知らせたい
内容構築
・どんな構成にするか
・どんな音楽にするか
・どれくらいの長さにするか
・何を、どこで撮影するか
「〜っぽい」が大事!!!
【 コツ 】
・自分らしい表現を少し入れてみる!
👉自分のクリエイティビティを表現しよう!
・たくさんパクる!
👉たくさんの映像を見てヒントをもらおう!
============================
※簡単にですが、いただいた資料をまとめてみました。
「ふむふむ、なるほど!!」
言語化をしてもらえると非常にわかりやすいですね。さすが大魔王です!
これを自分の言葉に変えていけばいいのか。
「あ!!!!そうだ!前回僕は、自分が動画クリエイターになりたい想いを考えたんだ!!」
「これが何か大きなヒントになりそう!」
「よし!!そこから考えていくぞ!」
僕は本宮町をもっと多くの人に魅力的に思って欲しい…特に若者に…若者が「この場所に住んでみたい。」そう思ってもらえたら最高だ…つまりこの町が魅力的だと若者に伝わる動画を作ればいいのか?でも、それってなんだ?どんな動画が若者は惹かれるんだ?ここの景色を映す?いや違う…住んでる人たちのインタビュー?なんかパッとしない…ブツブツブツブツ……
考えること6時間…
「よし!!これでいいだろう!!」
時間はかかりましたが、結構な出来だと自分でも思う!僕はやればできる子だったんだ!
お母さん産んでくれてありがとう!!!!
やっぱり僕はこの本宮町の魅力を、特に若者に知ってほしい!そのためには25歳とまだまだ若者の僕が「どんな暮らしをしているのか?」を伝えるべきだと思いました。
だから『この場所での僕の生き方の提示がいいのではないか?』そう思い、『vlog動画』で僕自身の田舎生活の様子を届けよう!そのような考えに至りました。
Vlog動画を作るという目標は変わらないけど、「なんのために動画を作るのか?」「何を目的とし、誰に届けるのか?」ここのイメージをしっかり言語化できれば、
次は「どんな構成にしていくのか?」や「どんな場所でどんな撮影をするのか?」が見えてきます。
加えて僕はこれを「若者に見てほしい!」という目的があるので、「どこでこれを流すのか?」なども明確になってきました!
「よし!今回ばかりは自信があるぞ!」
「いや待て!前回もこの自信で突き落とされた。やはり冷静になろう。」
「井坂大魔王はきっと僕のメンタルをへし折りに来るはずだ。」
「覚悟はできた。いざ出陣じゃ!!」
僕 「大魔王!企画の資料できました!」
大魔王 「お!随分時間かかったね!」
僕 (グサッ!!早々にやられた。)「は、はい。これが資料です。」
大魔王 「見てみようか!」
「…」
「…」
「…」
大魔王 「うん。悪くないね!初めてにしてはよくできてると思う!」
僕 「え!!!!!ほんとですか!!」
大魔王 「まぁ僕の資料のおかげもあるけど、思ってたよりもやることが明確になってる!」
僕 「ありがとうございます!!!!」
大魔王 「ただ絵コンテの絵…これだけはひどい。ゆうきくん絵の才能は皆無だね。笑」
僕 「はい。絵だけはほんと幼い頃から苦手でして…笑」
大魔王 「まぁ企画資料としては合格だね!」
僕 「やったーーーーー!!!!ありがとうございます!!!!」
まさかの井坂大魔王からの合格!!
少し盛ってここ10年くらいで一番嬉しいかもしれない。(盛るな!!)
でも本当によかった。頑張った甲斐があったとはまさにこのことです!
大魔王 「よし、じゃあこの資料を使って再撮影といこうか!」
僕 「はい!!!」
大魔王 「と、その前に。ゆうきくん。」
僕 「はい?」
大魔王 「前回の撮影、これスマホだよね?」
僕 「はい、そうです。」
大魔王 「カメラの使い方ってわかる??」
僕 「はい、シャッターの場所さえわかれば何とか。」
大魔王 「設定方法とかは?」
僕 「設定??」
大魔王 「あーこりゃダメだ。」
僕 「はい???」
僕は今までカメラ自体が景色や人を認識して、良いように撮ってくれていると思っていました。
(もちろんその機能もあるだろうけど。)
でも井坂大魔王が言うには、
「人を撮影するのか、物なのか景色なのか、またシーン、撮影現場、動画のイメージなど様々な場面で撮り方は変わる。その度に設定を変えたり、カメラ自体を変えたりして映像のイメージにあった撮影ができるようにならないといけない!」
と褒められた後に
「やっぱりわかってないね!」といつも通り突き落とされました。
大魔王 「取り敢えず、次はカメラの使い方をマスターしなさい!」
僕 「は、はい。わかりました。」
大魔王 「じゃあ、カメラ送るから住所教えて!」
僕 「え?」
大魔王 「カメラ持ってないでしょ?」
僕 「はい。でも……え?カメラが来るの!?!?」
ということで、まさかのカメラを借りることになり、次はカメラの使い方、撮影方法を学んでいきます!
そして僕はあることに気が付きました。
井坂大魔王は超が付くほどの『ツンデレ』なんだと。
基本的には厳しく、僕のメンタルをへし折り、それすら楽しんでいるかのように見えますが、
わかりやすい資料を作ってくれたり、カメラを送ってくれたりと、とても優しい一面もある人なんだと。
でもこんなことを言うと、また井坂大魔王に怒られそうなので、これ以上は言わないことにします。
皆さん、井坂大魔王はいい人なので安心してください。
そして次回は届いたカメラで設定の仕方、撮影方法を学んでいきます!
本当に1ヶ月間でvlog動画を完成させ、動画クリエイターデビューができるのか?
いろんな壁がありすぎて正直全くわかりません。
そもそも僕にカメラなんか扱えるのか?もし壊したりしたら多分、井坂大魔王に地獄送りにされるぞ…
そうならないために、しっかり学んで1歩づつ前に進んでいきます!
それでは今回の内容は以上になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました