概要
当社は、2022年1月5日(水)・6日(木)に社会福祉法人 立川市社会福祉協議会主催のイベント「こどもSDG’sたんきゅう隊~食品ロスをテーマにYou Tube動画をつくろう~」において動画制作講義・機材提供を実施しました。
本企画について
「こどもSDG’sたんきゅう隊」は、公募で集まった立川市内の
⑴ 動画制作、Youtuberに興味がある
⑵ SDGs、社会問題、食品ロスに興味がある
12名の子どもたちが、SDGsについて楽しく学ぶ活動です。
メディアパーティでは、参加者の子どもたちに対して動画制作に関する講義の実施に加え、実際に企画作成、カメラ機材や編集ソフトの扱い方、および機材提供・撮影補助の協力を行いました。
本動画は、You Tube内「立川社協動画チャンネル」にてご視聴いただけます。
取り組み協力への背景
昨今において、動画コンテンツは小学生にとって「視聴」「制作」の両面から身近なデジタルコンテンツとなっています。
動画制作はさまざまなクリエイティブの中でも発想を形にするための教材として適していると考えますが、学校教育では図画工作の授業はあるもののデジタルクリエイティブに触れる授業はほぼ組み込まれていないのが現状です。
その中で、地域活動、SDG’sの学び、動画コンテンツの制作経験、のコラボレーション企画は子どもたちにとっても地域社会にとっても非常に有意義な活動であり、子どもたちが豊かな発想力を培いながら成長してほしいという思いから協力をさせていただきました。
当日の内容
<1日目>
①学び:子どもたちは、「コープみらい活動サポーター」の職員の方々からSDGsについて学んだ後、4班に分かれメディアパーティの池上により「動画づくりのワークショップ」を行いました。
②企画:動画を作る上での撮影の流れやインタビューの内容などを各班子どもたちが主体となり企画をしました。
③撮影:施設内にあるフードバンク(食品倉庫)にて動画素材の撮影をしました。また、フードバンクスタッフへインタビューを実践しました。
<2日目>
フードドライブ(食品を集めて寄付)活動をされている株式会社テイルウィンドシステム社に赴き、実際に社員の方へ活動についてなど思いのインタビューを行いました。
④編集:編集作業では、動画制作に必要なソフトの扱い方やテクニックをレクチャー。子どもたちはナレーションの収録にも挑戦し、自ら撮った映像やアニメーションを使い編集を行いました。
子どもたちは、編集におけるアニメーションを制作する過程で特に「もっとこだわろう」と熱中している様子でした。
⑤発表:班ごとに完成した動画の発表も行いました。このように、当社のレクチャーのもと企画作り~撮影編集まで子どもたちが主体的に動画制作を行うことができました。
「SDG’sこども探求隊」の意義
見ているだけでは簡単に見える動画も、実際に制作するには企画や流れを考える必要があります。
例えば、グループでディスカッションする力や、常識に囚われない発想力が必要となります。
また、撮影では、知らない人ともコミュニケーションを取りながら進めていかなければならないため対人経験が培えます。
SDG’sはこれからの時代に欠かせないテーマです。
SDG’sを学びながら、かつ子どもたちのクリエイティブなスキルを伸ばす本活動は大変有意義なもので、日本中で行われてもおかしくない活動だと弊社は考えております。
動画公開後の反響
You Tubeに公開された計4本の動画はそれぞれ100再生以上され、また高評価もついており貴重な子どもたちの発表の場になったことが伺えます。
参加者は動画作りの楽しさを学んだと共に、自分が制作した動画がYou Tubeに公開されているというのは、非常に嬉しい経験になったのではないでしょうか。
メディアパーティのCSR活動
今回の企画では子どもたちにとって新しい体験を提供でき、豊かなクリエイティビティが発揮された2日間になりました。
メディアパーティは今後ともCSR活動として、さまざまな教育分野において動画制作スキルを提供していければと思っております。
メディアパーティ株式会社