今回は企業担当者様向けにサービス紹介や商品紹介の動画を依頼する際に注意すべきポイントをご紹介します!
この記事の監修者
動画の窓口 クリエイティブディレクター
小鹿猛志
大学時代からフリーランスとしてあらゆる動画制作を手掛ける。
現在はクリエイティブディレクターとして動画制作・WEBデザイン・パッケージデザインなど多岐にわたる制作をディレクションする。
目次
依頼初心者が陥りがちなミス
まず初めによく未経験の方が陥りがちなミスが「複雑な・長尺な動画になる」ということです。
その原因は説明したいこと・アピールしたいことがありすぎること。
担当者は自社製品に関してかなり細かい機能や魅力を多く知っており、それらの内容を余すことなく動画に反映すると必要以上に長く複雑な動画になってしまい、場合によっては見るのが苦痛な動画になってしまいます。
最大のポイントは視聴者
では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか?
最大のポイントは視聴者です。
視聴者が何を見たいか?どこで見るのか?いつ見るのか?など
視聴者のニーズや状況を把握したうえで動画の構成に反映することで適切な動画を制作するポイントの一つとなっております。
視聴者のフェーズ
といっても細かくペルソナを設定するのはとても大変です。
ですので今回は「視聴者のフェーズ」の一点に絞って説明していきます。
視聴者のフェーズは大きく3つに分類されます。
今回はエアコンの洗浄スプレーを例を代表に見ていきましょう。
▶課題に気付いていないフェーズ
このフェーズの視聴者に急にサービスの機能を詳しく説明するのはご法度です!
まずは視聴者に自身の課題を気づかせてあげましょう
例えば、「エアコンの中って実はこんなに汚いんです!」や「エアコン洗浄毎年できてますか?」
など考えてもいなかったけど言われて見れば自身の課題だったと感じるような導入を演出しましょう。
このフェーズでは課題を感じてもらうことが重要で、課題を解決してもらうことを意識しすぎないようにしましょう。
▶課題に気づいているが、解決には消極的なフェーズ
この層では商品やサービスが「私のためのモノだ!」と思わせるのが重要です。
例えば、「エアコンの掃除ってめんどくさいですよね?そんなひとために、ひと吹きするだけでOKのこの商品」「エアコン掃除してないとニオイ気になりませんか?」など
視聴者の性格や視聴の状況をイメージして解決までの糸口を提示してあげることを意識しましょう
またこのフェーズでは実際の声や実績なども提示しながら解決後の姿を想起してもらうことで解決に向けて積極的になっていきます。
▶解決に向けて積極的なフェーズ
このフェーズの視聴者は購入に向けて情報を収集・比較をしています。
「なぜこの商品・サービスを購入するのか」の理由付けをし、最後のもう一押し!が必要です。
例えば、「シンナーの匂いがしない」「除菌率○○%」など他社を比較した強みや機能を伝え購入に向けてのアクションしてもらいましょう。
まとめ
このように視聴者のフェーズを考えて依頼を進めることでより明確で分かりやすい動画を制作することができます。
また近年は動画のみの情報で購入を決定するということはかなり少なくなってきています。
実際はレビューを検索したり・無料体験してみたり・面談を受けてみたり様々なメディアを通して購入することがほとんどです。
視聴者の状況に立ち、動画だけでも良いのか?も含めより有効的にメディア戦略を進めていきましょう。