この記事の監修者

「動画の窓口®️」動画コンシェルジュ
池上 和
不動産営業マンから動画クリエイターに転身。現在は動画コンシェルジュ。 『動画の窓口®︎』プロデューサー。企業動画を年間約200本プロデュース&制作している。メディアパーティ株式会社社長。合同会社イエロー代表。動画フリーランスコミュニティ「若羽-wakabane-」創業者。
「動画制作をしたいんですが間に合いますでしょうか?!」
そんなご依頼が動画の窓口にはたくさん来ます。
約8割のご依頼が「イベントで放映したい」というものです。展示会や採用イベントや周年イベントなどさまざまです。
その他には、決算月の関係であったり、広告枠の関係であったり、いずれにしても
「期限の迫った動画制作」つまり短納期な状況は意外と少なくありません。
今回は、そんなお急ぎで必要な動画を最速で制作&発注する方法を解説していきたいと思います!
もし「記事を読んでいる余裕すらない」というご状況の方は「動画の窓口 Express」にお問い合わせください。


目次
たとえ短納期でも動画利用をお勧めするケース

短納期でも動画利用をオススメするケース
短納期でも動画を利用した方が良いケースとは以下のようなイベントのケースになります。
- 展示会
- 社内イベント、周年記念イベント
- 株主総会
- 採用イベント
- 製品発表会
などです。以下で詳しく解説します。
展示会
展示会は、費用をかけてブース出店をし自社の商品をPRする絶好の機会です。
動きと音を使って、自動で自社製品の情報を配信し続けてくれる動画を使うことで、通行者とのエンゲージメント高め、商談に繋がりやすくなります。
近年では「展示会」で動画を放映することが当たり前になってきました。
最新のデジタルサイネージ(放映モニタ)には「性別」「年齢」「視聴数」を測定してくれるものもあり、実際の効果測定も可能となってきています。
社内イベント
社員のモチベーションを一つにしたり会社の方向を明示したりする社内イベントでも、動画を用いることをおすすめします。
オープニング動画で期待感を演出したり、表彰動画でMVP社員を労ったり、ビジョン動画で会社のビジョンを提言したりと使われ方はさまざまです。サプライズ動画なども利用されるケースがあります。
株主総会
株主総会は企業の状況とビジョンを株主およびステークホルダーに報告する大事な場面です。
近年では、動画が利用されないケースは稀ですので利用をおすすめします。
会社の沿革動画、ビジョン動画、ブランディング動画など、会社のフィロソフィーや文化にかかわる抽象度の高い動画が放映されるケースが多いです。
採用イベント
採用イベントでも動画利用は増えています。特に定期的に採用活動をしている企業においては、プレゼンターが変わったとしても会社の魅力を定質的に伝える必要性があるため動画はおすすめできます。
また、一度動画を作ればそれ以降様々なシーンで利用することができますので、短納期でなくとも採用イベントで利用する動画はオススメです。
製品発表会
AppleやSoftbank、Sonyなどの世界的企業は製品発表会で必ず動画を放映しています。利用ケースとしてはオープニングで視聴者の期待感を持たせるために動画が用いられるケースが多いです。
今から発表される製品がどのようなものなのか?どんな斬新性があるのか?視聴者の心をくすぐり期待感を高めるためには動画の利用がもっとも効果的です。
イベントで動画を使うメリット
動画は自動で、ブレずに、動きと音を通じて情報配信をしてくれるツールですので、上記のような大事イベントでビジネスや会社の発展を大きく後押ししてくれる武器となります。直前でも動画利用を検討することをおすすめします。
短納期動画のデメリット
短納期ですので当然デメリットも考慮する必要がありますのでご説明します。
- チェック…満足なチェック余裕なく制作を完了しなければならないケースが一番のデメリットと言えます。
- クオリティ…納期によってはクオリティに制限が出るのもデメリットです。一方で、制作チームとの連携次第では普通に制作するよりも短期間で高クオリティなものが作ることも可能です。
- 修正費…外注の場合は動画を利用する時が納品となるケースが多いため、その後に追加修正などをする際に別途費用が発生するケースが考えられます。ここは事前に制作会社とすり合わせをしておきましょう。
短納期動画を最速で制作する方法

最短で動画を作る & 発注する方法
お待たせしました。ここからは最短で動画を制作する方法をお伝えします。
- 制作進行と社内調整を並行して行なう
- スケジュールと役割を綿密に決める
- 字コンテ、絵コンテを作成する
- 編集前にBGMを先に決める
- 決裁者の隣合わせで編集をする
- アジャイル方式で制作する
- 放映媒体での事前テスト
では見ていきます。
■制作進行と社内調整を並行して行なう
動画制作をする際、社内のさまざまな部署をまたがって意見を一致させなければいけません。そうなると、せっかく制作したのはいいものの全員の意見が一致せずに結局動画を使うことができなかったのでは本末転倒です。
そのため、動画を制作するのと同時に決裁者に企画内容を度々確認してもらい、内容に咀嚼がなく進めることが重要となりますので担当者様自身の調整力も必要となってきます。
■スケジュールと役割を綿密に決める
「いつまでに誰が何をするのか」を制作前に必ず決めることをお勧めします。社内の人材で制作をする場合にはどうしても特定の1名や2名に業務が集中してしまうため、最終的に根性論で制作をしなければならなくなります。
動画制作はチームプレーですので、本当に急ぎの場合には企画、コンテ、撮影、編集、修正、などを役割分担して制作に入ることで何倍にも時短で制作をすることができます。
特に書き出し時間やアップロードには意外と時間がかかりますので、一刻を争う制作の場合にはそのあたりのスケジュールを計算しておくのも重要です。
■字コンテ、絵コンテを作成する
字コンテとは脚本のことです。絵コンテとは映像のイメージのことです。どんなに急いでいてもこの2つを必ず用意しましょう。撮影、編集、修正を大幅に時短することが可能です。
■編集前にBGMを決める
BGMは作り手の感性が大きく反映されます。編集前にBGMを先に決定することでデザインのイメージやテンポ感に齟齬のない動画編集になるでしょう。
■決裁者の隣り合わせで編集をする
動画制作の際に大幅に時間を取るのが修正作業です。決裁者が常にチェックできる環境で編集することで修正時間を劇的にカットします。
例えば「動画の特急便」ではPCを持ち込んで編集することも多いため、急ぎながらも依頼者のイメージをほぼ完璧に反映した動画制作をしています。
■アジャイル方式で編集を進める
アジャイル方式とは、細かい単位で制作を区切って進めていくIT用語です。
短納期の動画制作の際にも有効で、シーン毎に確認をしていくことをオススメです。全て作り終えてから修正が入ると、細かな調整箇所を大きく変更しなければならない場合があるからです。
■放映媒体での事前テスト
イベント会場では色の見え方や音の聞こえ方が違うものです。急ぎの場合には、粗編集(完成していない)段階の動画を用いて事前に放映テストをしておくことをお勧めします。
急な動画制作が必要でも諦める必要はありません!

動画制作は時間をかけて行なうイメージが強いため、急に必要となった場合はどうしても諦めてしまいがちです。
しかし、今の時代は動画を最短最速で制作する方法もあります。
自社で制作が出来る場合は上記の内容をぜひ参考にしてみてください。
急いでいるがクオリティも必要という場合は「動画の窓口 Express」にご相談いただくことで必要な動画を高クオリティで制作することが可能です。
大事なビジネスシーンは動画を使って最大効果を狙っていきましょう。
監修:[動画の窓口 動画コンシェルジュ 池上和]