ゲスト:よねやまゆうこ(以下、よねやま)
イラストライター。広告や出版、Webなどでイラストやマンガを制作。『ファンづくりマンガ動画』は法人個人を問わず、集客・顧客教育・売上の悩みを解決し、自社商品・サービスの価値を魅力的に伝えるサポートを行う。2週間で200万円売り上げた事例も!メディア掲載:「日経MJ」(日本経済新聞社)ほか。
インタビュアー:「動画の窓口®」の代表取締役社長 池上和(以下、池上)
ホワイトボード動画とは
魅力編
(1)ホワイトボード動画って?
池上:ホワイトボード動画はいつから流行り出したのでしょうか?
よねやま:手描きアニメのホワイトボード動画は、2000年代後半にアメリカの広告業界で誕生した手法だといわれています(※諸説あります)。それが日本に導入、徐々に認知され、最近では東京オリンピック2020でも「競技紹介」として採用されました。現在では、SNSやweb広告などでホワイトボード動画は多く放映されています。
(2)ホワイトボード動画の魅力
池上:ホワイトボード動画の魅力はどんなところにありますか?
よねやま:ホワイトボード動画には『内容を速く、深く理解されやすい』という魅力があります。
2012年 心理学者リチャーズ・ワイズマンの実験で「普通のインタビュー動画」と「ホワイトボードのアニメ動画」では、視聴者は「ホワイトボードのアニメ動画」のほうが内容を覚えていた。記憶の定着率が22%高い、というデータが発表されました。
さらに私の作成する「ファンづくりマンガ動画」の利点は、ホワイトボード動画の強みに加えて、さらにお客様にとって有益な情報を、自然でわかりやすいセールスライティングでお伝えさせていただく点です。人は知らない商品が目の前に出てくると「安全に使えるのかな?」「これ大丈夫?」といったネガティブな想いを持ちがちです。
その心理的なハードルを下げられるのが、私の「ファンづくりマンガ動画」の強みです。
動画では手が動きっぱなしですので、視聴者はその行為に釘付けになります。書いた内容を、読みながら同時に覚えます。さらにお客様の悩みを顕在化させ、心に響く動画をお作りすることができます。
また、完全オリジナルな絵柄で作成していることも、手描きならではの強みです。たとえば社長さんや店長さんの似顔絵、ゆるキャラなどのオーダーにも柔軟に対応させていただくことが可能です。
(3)相性のよいニーズやサービス
池上:ホワイトボード動画と相性のよいニーズやサービスはどんなものがありますか?
よねやま:これには主に3つあります。
1つめが商品・サービス・制度などの認知度を上げたい方
2つめがインパクトを残したい、差別化を図りたい方
3つめが国内・海外に売りたい商品・サービスをお持ちの方
商品・サービス紹介動画、会社案内動画、自己紹介動画など、さまざまなニーズに対応させていただいています。説明が長くなりすぎる、販促物を見ていただけない、という課題をお持ちの方もご相談いただければと思っています。
池上:どのようなタイミングで動画を作成するのがよいのでしょうか?
よねやま:タイミングとしては、新商品のリリースやリニューアルを検討された時期などが向いていると思います。キャンペーンなどもよいですね。
(4)ホワイトボード動画をはじめたきっかけ
池上:米山さんがホワイトボード動画をはじめたきっかけを教えてください。
よねやま:私はもともと商業イラストレーターで、現場取材し、体験ルポマンガなどを描く仕事をしています。気づいたら動画でいう「ヒアリングし、絵コンテ化する技術」が身についていました。知人にホワイトボード動画を勧められ、同時にマーケティングなども学び、制作を始めたのがきっかけです。
池上:お客さまの反響の例を教えてください。
よねやま:婚活オンラインイベントで「女性の集客」に困っていらっしゃった事例をご紹介します。
クライアントは結婚相談所です。コロナ禍でしたので、婚活イベントをオンライン上のゲーム形式で開催されていました。若い男性はオンラインゲームをする方が多く、仕組みもある程度把握されているため、わりと参加登録してくださるそうです。
ところが、若い女性は婚活オンラインイベントに対して警戒心がありました。「個人情報は大丈夫なの?」「怪しいのでは?」「仕組みがよくわからない」など、イベントがなかなか成立しない状態でした。
また、スタッフによっても(仕組みなどの)説明がバラバラだったため、イベントそのものの魅力が伝わりにくいという課題もありました。これらの課題を解決するために、代表者様にヒアリングさせていただいたら「カップル成立率がとても高い」ことがわかりました。最大の魅力が埋もれてしまっていたのです。
そこで、恋愛ドラマ仕立ての3分間のファンづくりマンガ動画を作成させていただきました。
その結果、ファンづくりマンガ動画を公開後、約2週間でイベントは満員御礼のキャンセル待ちに。若い女性にイベントの魅力が伝わり、なおかつイベントの説明会を開くまでになりました。ファンづくりマンガ動画のおかげで、スタッフの説明の質も改善されたと伺っております。
池上:他にも成功例はありますか?
よねやま:他にはファンづくりマンガ動画を公開後、約2週間で200万円近くを売り上げたという事例もあります。商材は「マーケティング系の講座」です。
この方はYouTubeで顔出しした解説動画なども投稿されていました。しかし情報量が多く、早口のせいか、視聴者にすこし怖い印象を持たれてしまうという悩みを抱えていらっしゃいました。
そこで、ご本人の似顔絵を描いた、柔らかな印象のファンづくりマンガ動画を2本お作りしたら、公式LINEの登録増加や売り上げアップにもつながったそうです。ほかにも税理士、測量会社、変わったところでは手相鑑定師など多種多様の実績があります。
池上:効果的に成果をあげるためにはどうすればいいのでしょうか?
よねやま:ポイントはいろいろとあるのですが、基本としましては【ターゲットとなるお客様が必ずアクセスされる道にファンづくりマンガ動画を設置する】ことでしょうか。
先ほどのマーケティング系講座のクライアントの事例でいえば、YouTubeには初めてご覧になる方向けの動画を設定できます。動画マーケティングも効果的に成果をあげるために大切な要素だと思います。
【公式】ファンづくりマンガ動画 https://yakuji.studiopuanpowan.com/