動画コラム

ライブ配信は緊急時の対応にもコツがある!いざというときに対処できるようにしておこう

ライブ配信を行う上では、様々な面に注意して運営をする必要があります。トラブルが発生せずにライブ配信が行えれば、それに越したことはありません。

ですが、それでも意図をしないトラブルが発生してしまうこともあるでしょう。トラブルが発生した際にしっかりと対応できるかどうかは、コンテンツの内容と同じように重要な項目です。

本記事ではライブ配信のトラブル発生時に困らないよう、以下について解説をしていきます。

  • 緊急時の対応のコツ
  • トラブルの予測と予防について
  • ライブ配信をプロに依頼するメリットの有無
  • 最悪の場合のケア方法

この記事をお読みいただくことで、ライブ配信の緊急対応について知ることができるはずです。

いざというときのために、事前準備を徹底していきましょう。

緊急時の対応のコツ

緊急時の対応は大きく分けると以下の3つに分類されます。

  • 物理的なトラブルへの対応
  • Web関連のトラブルへの対応
  • 音声関連のトラブルへの対応

それぞれの詳細について、詳しく確認をしていきましょう。

物理的なトラブルへの対応

映像が映らない、接続がうまくいかないなど、物理的なトラブルはライブ配信にはつきものです。

トラブルが発生した際にそのままにしておくと、視聴者は「なんだろう?」という疑問を抱いたままになってしまいます。またあまりにも長時間そのままの場合には、ライブ配信が終わったと判断されかねません。

物理的なトラブルが起きた際には、

  • 「少々お待ちください」のようなトラブルシートを用意しておく
  • BGMをかけたままにしておく

などの対処法が効果的です。トラブルが起きた際には、視聴者にトラブルが起きていることを認識してもらうことが重要であることを覚えておきましょう。

物理的なトラブルが起きたことで、視聴者の満足度に影響をすることはほとんどありません。正直に今の状況を伝え、視聴者の不安をなくすことを第一に動くようにしましょう。

Web関連のトラブルへの対応

Web関連のトラブルもライブ配信にはつきものです。トラブル内容の代表例は、

  • インターネット回線の速度
  • インターネット回線が整っていない

上記のようなトラブルがあげられます。「この場所で配信をしたいが、配信環境がベストではない」ということは珍しくありません。

このような場合に活躍をするのが「モバイルルーター」です。携帯回線を利用しているルーターであれば基本的に配信をすることは可能となっており、一般的な配信であれば困ることはないでしょう。

ただしモバイルルーターを選ぶ際には、回線ごとのエリアを確認することが非常に重要。回線の強弱はライブ配信に強く関わってきますので、この点は覚えておきましょう。

音声関連のトラブルへの対応

音声に関わる部分として、ノイズ処理を行うことは非常に大切です。

気を遣うべき部分としてはマイクの音量は適切か、空調音や窓の外から入ってくるノイズはうるさくないかなどがあげられ、これらの対策はライブ配信を行う際に必ず行うようにしましょう。

マイクの選び方や種類については「ライブ配信のやり方を徹底解説!今すぐ始めて有効活用しよう!」でも解説していますので、こちらの記事も併せて確認をしてみてください。

トラブルを予測し予防しておく

トラブルを予測し、予防しておくことはライブ配信時には必ず行うようにしましょう。

予測できるトラブルに関してはすべて洗い出しておき、トラブルシューティングを行うことで、本番でのトラブルに迅速に対応できるようになるはずです。

配線関係のトラブルに備えるのであれば人の動線や配線回り、映像関係のトラブルに備えるのであれば光は逆光になっていないかどうか、音声関係であれば音量やノイズの確認など、想定しうることはすべて事前に確認をしておくようにしましょう。

ライブ配信をプロに依頼するメリットはある?

ライブ配信をプロに依頼するメリットとしては、以下の項目が挙げられます。

  • 機材を用意する必要がない
  • ノウハウやクオリティの担保がある
  • こだわりたい部分に時間をかけることができる

まずはじめに、機材を用意する必要がないことが挙げられます。ライブ配信をプロに依頼する場合には、機材をレンタルして使用することが一般的。そのため、機材を購入する費用と比較してもコストを削減することができる上に、本格的な機材でのライブ配信を行うことが可能になるでしょう。

またプロに依頼する以上、ノウハウやクオリティに関しても担保してもらうことができます。絶対に失敗できない配信を実施する場合には、自社で行わずにプロに依頼するのがおすすめです。

最後に挙げられるメリットとして、こだわりたい部分に時間をかけられることができる点があげられます。配信の環境の用意や準備に時間をかける必要がないため、ライブ配信内で使用する資料やコンテンツをこだわったものにしていくことが可能。

やりたいことがたくさんある場合には、プロに依頼して時間を作るというのも一つのメリットになるといえます。

これら3つのメリットを理解して、自社制作をするのか、プロに依頼するのかを判断していきましょう。

最悪の場合にはケアを用意することを忘れずに

ここまでの用意をしっかり行ったとしても、やはり最悪のケースへと繋がってしまう可能性も十分にあるでしょう。

Zoomを使用している場合には、緊急時に備えて必ず別アカウントを用意しておくようにしてください。そして、万が一の場合にはそのアカウントから陣俗な対応を行える環境を整えておきましょう。

YouTubeを使用する場合には、配信の告知の方法を行った連絡先に「今後どうなるのか」ということを伝達してください。

ケアをする際には、批判されることを承知したうえでアフターケア・釈明を行う必要があります。

もしも金銭が発生するようなセミナーであるならば、相応の対価の提供をすることに加え、返金を行うことも選択肢として用意しておきましょう。

まとめ:トラブルが起きた場合には、その後の対応が大切

今回はライブ配信の緊急対応について解説をしてきました。

トラブルが起きないのが一番ですが、ライブ配信の特性上本番で何が起きるかというのは予測してもしきれません。大切なのは「トラブルを起こさないことに加え、その後の対応をどうするか」であることを覚えておきましょう。

今回解説してきた内容をもとに、ライブ配信を有効活用してみてくださいね。

また、ライブ配信については下記にの記事でも解説をしています。ぜひ参考にしてみてください。

ライブ配信の始め方について:「ライブ配信のやり方を徹底解説!今すぐ始めて有効活用しよう!
ライブ配信のコンテンツについて:「ライブ配信はコンテンツ内容が大切!コンテンツの作り方を徹底解説!

監修:齊藤さぶろう
映像会社PM兼配信プロデューサーとして活動中。

nside Theater vol.2「ぼくらのラストフェスティバル」(オンライン版リアル脱出ゲーム)やルミネエスト新宿 2019年夏ファッション広告などにも携わっており、制作やマネージメントを得意とする。

座右の銘は「人間の想像することは、現実でも実現出来る」。

Twitter:https://twitter.com/SABUROCK_
note:https://note.com/pm1

さいごに

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