動画制作と一口に言っても、そのジャンルは様々です。
しかし、無数にあるジャンルの中でも、誰にでも制作出来て喜ばれやすいのは「サプライズ動画」でしょう。
この記事では、社長や同僚を喜ばせるために必要なサプライズ動画制作のコツを紹介していきます。
サプライズ動画制作のハードルはそこまで高くありませんので、本記事を参考にぜひ挑戦してみて下さい!
目次
サプライズ動画制作の流れ
サプライズ動画制作時は、以下の流れに沿って進行するのがおすすめです。
- 企画
- 準備
- 撮影
- 編集
それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
1.企画
まずは動画を制作するうえで、企画を考えます。
企画とは具体的に、
- 動画制作の目的(誰に何を伝えたいのか)
- 動画のテーマ(どのような雰囲気の動画を作りたいのか)
- 動画構成、演出(どうサプライズを演出するのかのシナリオ)
- 撮影スケジュール(撮影日程や場所、どの程度時間を割けるのか)
上記の4項目は最低限でもおさえておきましょう。
企画は練れば練るほどより良い動画の完成へと繋がります。
そのため、制作に携わるチーム内では、企画の段階である程度の構想を共有しておくことをおすすめします。
2.準備
企画がすんだら、次は撮影の準備にうつります。
撮影の準備はまず、撮影機材の準備を行いましょう。動画撮影を行うのに、用意すべき機材は以下の通り。
- カメラ
- マイク
- 三脚(カメラを固定したい場合)
- 照明
カメラやマイクはスマートフォンでも事足りますが、より高品質な動画を求めるのであれば、それぞれ専用のものを用意する必要があります。
また、台本を用意しておけば実際に撮影をする際の段取りに手間取りません。撮影に必要であれば、小道具も用意しておきましょう。
意外と忘れがちなのが、使用場所の撮影許可です。無断で撮影してトラブルにならないよう、この点も併せて確認しておきましょう。
3.撮影
企画や機材の準備ができたら、いよいよ撮影です。
撮影日当日は、最初にロケーションを選んでセッティングをしましょう。ロケーションを選ぶ際には光の入り方や背景などを意識することが必要です。
その後実際に、企画に沿った撮影を行います。
撮影時にはカメラアングルや音声に注意して撮影をしてください。この部分に注意しないと、最悪の場合すべて撮り直しになる可能性があります。
また、撮影素材は少し長めに撮影するのがおすすめ。長めに撮影することで、編集の際の調整がしやすくなります。
また最終的には使用しないかもしれませんが、「周囲の風景」も一緒に撮影しておきましょう。風景のカットを動画に挿入することで、動画の雰囲気が良くなることも期待できます。
保存する素材については、NGシーンの削除をしておきましょう。NG集を作る場合には別ですが、そうでない場合にはどれが正式な素材かわからなくなり、効率が悪くなってしまいます。
4.編集
ここまでの工程がすんだら、いよいよ編集です。
編集時には、まず必要な素材を集めましょう。使いたい素材のファイルにはナンバリングをしておくことで、後々編集の際に困らなくなります。
素材が集まったら編集ソフトに撮影素材を取り込みましょう。
取り込みが終わったら、素材のカットをし、テロップやエフェクトの挿入を行います。この時にテストも兼ねつつ、微調整を行ってください。
編集が完了したら通しでデータを確認し、問題がなければサプライズ動画の完成です。
サプライズ動画制作の3つのコツ
サプライズ動画を制作する際は、3つのコツを押さえておくことでより良い動画制作が可能になります。
せっかく制作をするのであれば、満足度の高い動画を目指しましょう!
動画時間を最初に決める
サプライズ動画を制作する際は、あらかじめ動画全体の時間を決めておきましょう。
動画時間は短すぎると内容が伝わりにくく、長すぎると視聴者が飽きてしまいます。
一般的に推奨されているサプライズ動画の時間は5分前後となっているため、この時間を目安に制作をしてみてください。
ファイル形式を統一しておく
本項目は、さまざまな人からお祝いメッセージなどをもらう際に重要な項目です。
ファイル形式が異なると、取り込みの手間が増えることに加え、最悪の場合には当該ファイルが使えないという可能性も考えられます。
周囲の人に協力を依頼する場合は、この点も事前に共有しておきましょう。
BGMもしっかり活用する
動画制作を行う際は、BGMについてもこだわりましょう。映像だけの動画はたんぱくな印象になってしまい、飽きてしまう可能性があります。
BGMを場面ごとに切り替えることで、動画の雰囲気づくりにも非常に効果的です。積極的に活用してみてください。
企業でサプライズ動画を活用できる場面
企業において、サプライズ動画が活用される場面は以下のようなものがあります。
- 社内イベント
- 同僚の結婚式
- 送別会
どのように活用できるのかを確認していきましょう。
社内イベント
サプライズ動画は、社内イベントでの活用が可能です。
具体的な例としては、社員の表彰の場面などでの活用が考えられます。
ただ表彰するだけではなく、なにかしらのサプライズ要素を表彰時に織り込むことで、表彰される社員はもちろん、周囲のモチベーションアップにも期待できるでしょう。
同僚の結婚式
サプライズといえば…という場面で思いつくのが、結婚式の場面ではないでしょうか。同僚の結婚式にも、サプライズ動画は有効です。
当日参加できない社員や上司、社長などからのメッセージを動画として用意できれば、きっと結婚式は素敵なものとなるでしょう。
ぜひ周囲の協力を仰いで、素敵なサプライズ動画を用意してみてください。
送別会
社員が退職する際にも、サプライズ動画は効果的です。
例えば部署内の送別会の場面で、他部署の社員や上司などからのメッセージを募った動画を用意できれば、思い出に残る送別会となることは間違いないでしょう。
社員が新たな道へ進むからこそ、サプライズ動画を用意するのは非常におすすめです。
自社での制作が難しければプロに依頼するのもおすすめ
動画制作は自社で行うことも十分に可能ですが、時間の兼ね合いや人員の兼ね合いでうまく進行できないということもあるでしょう。
そのような場合には、プロに依頼するのも一つの選択肢です。
プロに依頼することで、コスト面がかかるという懸念点はあるものの、時間の削減はもちろん、高クオリティな動画を用意できます。そのため、うまく使えば自社制作よりも様々な面でのメリットが生まれるでしょう。
「動画の窓口」では、これらの悩みを抱いている場合のご相談を承っております。お困りの際にはぜひ一度ご相談ください。
サプライズ動画を活用して社員の満足度を上げよう
今回はサプライズ動画の制作方法と制作時のポイント、企業で活用できる場面についての解説をしてきました。
サプライズ動画は企業でも十分に活用でき、社員や同僚を喜ばせることができます。そのため、チャンスがあればどんどん活用していきましょう。
今回紹介した内容はあくまで一例ですが、どれも重要なことばかりです。本記事の内容を参考に、ぜひサプライズ動画の制作にチャレンジしてみてください。