「自社アカウントに関連したYouTuberとコラボしたいけど、どのくらいの費用感でコラボしてくれるんだろう?」とお考えの方のために、今回はYouTubeのコラボ案件ついてわかりやすく解説していきます。YouTubeのコラボには相互無料の場合と有料になる場合があります。
この記事の監修者
「動画の窓口®️」動画コンシェルジュ
池上 和
不動産営業マンから動画クリエイターに転身。現在は動画コンシェルジュ。 『動画の窓口®︎』プロデューサー。企業動画を年間約1,000本プロデュース&制作している。動画の窓口株式会社社長。合同会社イエロー代表。動画フリーランスコミュニティ「若羽-wakabane-」創業者。
相互無料の提案の場合
YouTubeのコラボで相互無料になる場合は以下の3つのパターンがあります。
1.チャンネルの影響力(登録者数や視聴回数など)が同等である場合
2.コラボ相手のチャンネルにとって望ましいユーザーをこちらが大量に抱えている場合
→例えばサラリーマン層の視聴者が多い場合は、ビジネス系YouTuberにとって望ましいユーザーとなります。
3.ギフティングの場合
→自社商品を『お試し』したうえでの感想を投稿してもらうように依頼する手法です。双方にメリットがあるため、数多くの人に依頼をかけたい場合に有効な手法といえます。
有償の場合
無料の場合のように、こちら側から相手に与えられるものがない場合は有償で依頼することになります。※ただし有償をコラボと取り扱うかは注意が必要です。
有償で依頼する場合の費用は「相手のフォロワーの数」によって決まります。
・50万フォロワーまでのチャンネル
→1フォロワーあたり0.2円〜1円ほどで交渉が可能です。特に事務所に所属していない場合はかなり融通がききます。
・50万〜100万フォロワー以上のチャンネル
→1フォロワーあたり1円〜3円もしくは5円ほどかかる場合があります。このレベルになると、基本的に事務所に所属しているケースがほとんどになってくるため、手数料や使用期間の扱いがかなり厳しくなってきます。
ただし、最近はYouTuberも再生数稼ぎが苦しくなってきて案件獲得に走っているので(買い手市場傾向)、最初は怖がらずに上記以下の金額でも希望を出してみてよいと思います。費用はこちら側が与えられるものがあればあるほど交渉がききます。
番外編:コラボではなくプロモーションの場合
プロモーションを依頼する場合、使用料が発生したり、使用期間が定められたりする場合があります。使用料の金額はコラボの有償の価格を参考にしましょう。
使用料が発生したり、使用期間が定められたりする理由は、ある業界A社のプロモーションをしていると同じ業界の他のB社のプロモーションを受けづらくなるためです。ポカリスエットのプロモーションをしていると同じ清涼飲料であるアクエリアスのプロモーションを受けにくくなるイメージです。また、その場合はプロモーションであることの明記が必要になります。
コラボとプロモーションの違い
・コラボ
コラボはあくまで双方にメリットがあることが前提になります。※そのため、相互無料が多い傾向にあります。
・プロモーション
プロモーションは案件であるため、基本的にはお金がかかります。金額と条件が一致すればクライアントの意向が優先されます。
まとめ
いかかでしたでしょうか?今回はYouTubeのコラボ案件について解説させていただきました。基本的には相手にこちらから提供できるものがあれば無償でコラボしてもらえると思います。相手と自社の双方にとってメリットのあるコラボ相手を探してみてくださいね。「動画の窓口」では動画のプロとして、YouTube案件にも対応しております。YouTube案件でお悩みのご担当者さまはぜひ一度お問い合わせください。