プロと素人の撮影の差とは?〜カメラの設定と撮影の意識を学ぶ〜
こんにちは!ゆうきです。
前回は撮影前に必ずするべき「企画作り」と「絵コンテ」の作成に取り掛かり
そこでなんと井坂大魔王からの「合格」をいただけたという奇跡的な会でした。
その後、まさかの大魔王が直々にカメラを送ってくれるという話になり、
早速その企画案と絵コンテを持って再撮影に向かおうっ!としたのですが、
まさかのカメラの使い方がわからないという最悪の事態に…
「カメラはシャッターだけ押せばいい!そんな浅はかな考えでは動画クリエイターにはなれない!」
っと大魔王にお説教を受け、少し落ち込んだところからが、今回のブログのスタートです。
もう動画クリエイターになるまで半分の時間が過ぎました。
やばすぎです。一つできるようになったらまた大きな壁にぶち当たる。
本当に動画クリエイターになれるのか?
そう不安が日に日に大きくなっていく今日この頃の僕です。
早くカメラの使い方をマスターして、撮影に向かわないと!!
僕 「師匠!!!カメラ届きました!!」
大魔王 (師匠?まぁいいか。スルーしよう。)「大切に使うんだよ!壊したら…」
僕 「は、はい。大切にします!」(壊したら地獄送りだ…)
僕 「師匠!早速カメラの使い方を教えて欲しいです!!!」
大魔王 「お!なんか気合入ってるねー」
僕 「はい!もう時間がないので!!」
大魔王 「そうだね!このペースじゃギリギリだね。早速カメラマスターしちゃおうか!」
師匠と呼んだのはスルーされましたが、
改めて師匠(大魔王)に教えてもらえるとなると、やる気が出てきます!
よし!ちゃっちゃとマスターするぞ!!!!
カメラの使い方・設定方法を学ぶ
大魔王 「カメラの使い方なんて無知だろうな。って思ってたから事前に資料を作っておいたよ!」
僕 「え!!!ありがとうございます!!!!」(師匠には何でもお見通しか…)
大魔王 「カメラに関しては資料だけじゃ何を言ってるのかわからないかもしれないから、オススメの動画もおいておくね!」
僕 「動画まで!!師匠優しいーー!!!」
大魔王 「ただ、今回の課題はかなり難しいよ。」
僕 「え…マジですか…」
大魔王 「うん。カメラの操作をマスターするには実際に撮影を様々な場面で何度も繰り返すことが大切なんだ。そして使い方がマスターできても撮影にはセンスが必要だ。そのセンスはスポーツと同じように、それに触れた量によって身につくもの。
だから、まだカメラの使い方もわからない、素人の中の素人であるゆうきくんには少し難しい課題になると思うよ。」
僕 「……」
まじか…
カメラがここまで大きな課題だとは思ってもみなかった。
この前の企画・絵コンテ作成でゴールが見えたと思ったのに…
でもここでくよくよしてもしょうがない。
カメラも届いたことだし、普段から頻繁に使っていこう!
それで最低限のところまではセンスを磨くんだ!!!
でもその前にカメラの使い方・設定方法だ…
ここを理解しないと先には進めない。
よし!師匠にいただいた資料と動画を見てみよう!
「気合だ!!気合だ!!気合だーーー!!」
アニマル浜口さん化した僕にはもう怖いものはありません。
しかし、資料を確認した途端、
その気合いはどこかへ吹っ飛んでしまうことに…
「何だこれ…何を言ってるのか全くわからない。」
「絞り?シャッタースピード?ISO?」
「何これ…」
「…………」
「…………」
「…………」
もうナイジェリア語?ロシア語?でも読んでいるかのような感覚で一文も理解できませんでした。
(ごめんなさい適当な表現で。)
そのせいか、僕の頭は思考停止状態になり…
このブログも…書く…こ…と……が…で……き………
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2月10日16時33分。ゆうきさん。脳が思考停止となりました。
とまぁ、おふざけしてる場合ではない。
(こんなの見られたら井坂大魔王になんて言われるか…)
資料がダメなら、動画だ!!!
よし!一度見てみよう!!
「え…動画わかりやす!!!!」
「この人のすごいぞ!!」
カメラの根本理解から、機能の説明まで解説してくれている。
僕にもカメラに書いてある暗号が少しずつわかってきました。
皆さん!カメラ初心者の人はこのYouTubeオススメです!!!
オートモードはカメラが自動で設定をしてくれるけど、
写真としてどれが成功で失敗なのかがわからないという欠点もある…
カメラの練習には向いていないということか。
オートモードへ
君は本当に優秀なやつだよ。僕みたいな素人でも綺麗に撮影をさせてくれるんだから!
でも今の僕は君に甘えるわけにはいかない。自力で知識とセンスを身につけないといけない。
だから少しのお別れだオートモード。今までありがとうオートモード。
オートモードに別れを告げたところで、
僕が学んだカメラ知識を少しまとめてみました!
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【ピントの合わせ方】
シャッターは半押しでピントを合わせれる。
→一気にシャッターは押したらダメ。
【カメラの持ち方】
①脇を締める
②左手を土台にしてカメラを固定する
③右手は添えるだけ。(言いたかった。)
【光の調節】
光は「絞り」と「シャッタースピード」で調節をする!
露出 → どのくらいの光情報をイメージセンサーに当てるのかを決めるもの
絞り=F値(Av、Aモードで変更可能)
・F値が上がるほど光の通る穴が小さくなり暗くなる
・F値が下がるほど光の通る穴が大きくなり明るくなる
・「絞り」ではボケ(ピンボケ)の量も変化させられる
→F値が上がることで背景がくっきりする
→F値が下がることで背景のボケが多くなる
シャッター速度(Tv、SSモードで変更可能)
・光の当たる時間を調節する
・1,1/2,1/4,8/1などで表現される。
・「一瞬を捉える」か「軌跡を描く」か!
・露光間ズームや流し撮りなどのテクニックもある。
ISO
露出を調整できる要素
・ISOは敏感度!
・ISOが上がれば明るく、下がれば暗く
・敏感度が上がればノイズが発生する
・低感度は画質がいい!
・スポーツシーンやフラッシュが使えない時などに利用すると良い!
ホワイトバランス
色温度を設定しカメラにどんな場所なのかを指定してあげるもの
これを使って見えている色合いをよりリアルに表現する!
NDフィルター
レンズ自体の露出を抑えるための物理フィルター
水など動きのある物体を捉えるのに使用!
フレームレート
動画の滑らかさを決める要素
・フレームレートは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)。
・単位は「FPS」で「コマ/秒」を表す。
・数値が大きいと滑らかな動画になり、小さいとカクカクした動画になる。
数値が大きいデメリット
① ネットワーク設備、回線費用に影響
② 録画をする場合、大容量のハードディスクが必要
③ 静止した際の画質が劣化する
主な数値
24p(25p) 映画、アニメ
30p(29.97p) テレビ
60p(59.94p) Web/料理/スポーツ
60i ブライダル(?)、ライブ配信(?)
120p スポーツ、料理、人物、動物
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大まかに学んだ部分をまとめてみました。
僕 「一応、大部分の知識は学んできました!」
大魔王 「そのようだね!まぁ本当はこんなものではないけど、今のところはこれで大丈夫だろう。」
僕 「はい!ありがとうございます!いただいた動画すごくわかりやすかったです!!
大魔王 「それはよかった。」(まぁ僕の動画ではないんだけど…)
僕 「はい!早速、再撮影行ってきます!!」
大魔王 「うん!行っておいでー!」
僕 「はい!!!!」
撮影で意識すること
「……」
「……」
「……」
あれ?なんだこの感覚?
しっかり知識を学んだはずなのに。撮り方もわかったはずなのに。
なんだろ?しっくりこないというか…
映像がカメラのおかげで綺麗になっただけで、前回と流れが一緒というか…
撮影した素材が似ているというか…
僕 「師匠。知識を学んだはずなのに、なんだかしっくりこないのですが…」
大魔王 「うん。だろうね!」
僕 「え???」
大魔王 「ゆうきくん、面白い動画ってどんなのかわかる?」
僕 「うーん…なんかギャグ的なものが入ってたりする動画ですか?」
大魔王 「それもあるけど、面白い動画っていうのは『最後まで見て飽きない動画』のことを言うんだよ。」
僕 「飽きない動画?」
大魔王 「企画を考えて、絵コンテを作って、その通りにやるのも間違いはない。でも、撮影中も「どうやったら面白くなるか?」「どんな描写がいいのか?」は常に考えないといけない。
同じ目線でばかり撮るのではなく、ありえない角度で撮ってみたり、撮る角度や距離を工夫する。
引きの絵ばかり撮るとダイナミクスがなくなり、素人っぽくもなるしね。」
僕 「な、なるほど。」
大魔王 「それとメッセージ性を入れるのが基本だ。ゆうきくんがどんな想いで、どんなことを伝えたいのか?それを伝えるためにはどんな工夫が必要なのか?ここが伝わる撮影をしなくちゃいけない。」
僕 「ふむふむ。」
大魔王 「企画や絵コンテは大まかな設計図にすぎない!ここから細かい描写やその工夫は撮影や編集で作り上げていくんだ!」
僕 「なるほどです!!」
大魔王 「今までいろんな種類の動画を見てきたでしょ?そういうところから面白い撮り方や角度などを学んで、編集や完成をイメージしながら撮影をしていくのを意識してごらん!」
僕 「はい!わかりました!でも…」
大魔王 「でも?」
僕 「なんでそれをもっと早く言ってくれなかったんですかーーーーーー!!!!!!!」
大魔王 「何事も失敗して学ぶものだよ!(キラン)」
僕 (ウッ…)
やはり師匠はドSの中のドSでした。
でも最後はしっかり色々教えてくれるツンデレなのも改めて理解できました。
やはり最後は師匠に振り回されるというのが徐々にお決まりになってきています。
(悔しい…)
でも、そのおかげで工夫の仕方がわかり、見せ方、撮影のイメージも想像ができてきました。
意識するのは『最後まで飽きない動画』
撮る角度や距離、撮影方法を工夫して
どうやったら飽きない動画になるのかを考えながら撮影する!
ここが撮影するにあたって考えるべきポイントなんだ!!!
センスが問われるところはまさにここから!
よし!改めて撮影に取り掛かろう!
いざ、撮影へ出陣じゃ!!
今回のブログはここまで!
次回は撮影の様子をお届けしていこうと思います。
1歩1歩ですが少しずつ、師匠のおかげで成長の実感が湧いてきました。
ただ動画クリエイターとして活躍するには、まだまだだ長い道のりだと思います。
残り時間は半分。
しっかり諦めずに動画クリエイターを目指し頑張ってきます!!