近年、従来のポスターや看板に変わる新しい広告媒体として活用されているものにデジタルサイネージがあります。
ショッピングモールや飲食店、公共施設などさまざまな場所で見かけることが増えてきました。デジタルサイネージを活用して、効果的にプロモーションしたいと思っている方も多いはずです。
この記事では、動画の窓口おすすめのデジタルサイネージツール7選とデジタルサイネージを導入するメリットを紹介しています。デジタルサイネージツールを活用することによって、企業の悩みが解決できる可能性が高いため、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の監修者

「動画の窓口®️」動画コンシェルジュ
池上 和
不動産営業マンから動画クリエイターに転身。現在は動画コンシェルジュ。 『動画の窓口®︎』プロデューサー。企業動画を年間約200本プロデュース&制作している。メディアパーティ株式会社社長。合同会社イエロー代表。動画フリーランスコミュニティ「若羽-wakabane-」創業者。
目次
動画の窓口おすすめのデジタルサイネージツール7選

デジタルサイネージを効果的に運用できるツールを、無料と有料に分けて7つ紹介します。
各特長を把握し、目的に合わせたツールを選ぶと効果が得られるでしょう。
デジタルサイネージ無料ツール①「SmartSignage」

「SmartSignage(スマートサイネージ)」は、画像を自動的に切り替えてあたかも動画のように再生できるデジタルサイネージ用のソフトです。

SmartSignage(スマートサイネージ)で実現できる主な再生機能は以下の通りです。
- 画像やPDFなどの静止画に動きを与える
- 画像の表示時間を指定できる
- Web上に公開している情報も表示できる
これらの機能は基本的に無料版で利用できますが、画面上に製品名とURLが表示されるなどの制限が課せられています。無料版を利用し、使い心地がよければ有料版へとアップグレードすると良いでしょう。
デジタルサイネージ無料ツール②「CYBER Signage Free Edition」

「CYBER Signage Free Edition」は動画の編集から運用までをWeb上で完結できるクラウド型のデジタルサイネージツールです。
インターネット環境さえあれば、誰でも簡単にWEB上で画像を配置したり、テロップを入れたりなどの動画編集ができます。制作時には動画、静止画、音声、テロップなどを入れることができ、思い通りのサイネージ広告を展開することができます。

まずは無料版をお試しいただき、必要に応じて有料版に切り替えていただくことをオススメします。
デジタルサイネージ無料ツール③「時間割看板2」

「時間割看板2」は、Windowsパソコンにアプリを導入することで簡単にデジタルサイネージを構築することができるツールです。
曜日や時間をお好みのスケジュールに応じて、静止画・動画をサイネージディスプレイに表示することが可能です。

時間割看板2に必要なのは、ディスプレイとパソコンだけという手軽さも人気の1つです。特別な機材や導入コスト、メンテナンス費用を抑えながら運用できます。
デジタルサイネージ有料ツール①「クラモニ」

「クラモニ」は、月額利用料200円~で利用できる業界最安※のクラウド型デジタルサイネージシステムです。※クラウドサイネージを提供する10社と比較した月額料金
お手元のパソコンから全国の店舗や商業施設にあるモニターを自由自在に管理できます。クラモニは「くら寿司」「ダイソン」「代々木アニメーション学院」など、大手企業や販売店で利用されています。

クラモニの特長はすでにお持ちのモニターを使い動画をクラウド配信することができる点や、お手元のパソコンからドラッグ&ドロップなどで動画の配信スケジュールをコントロールできる点です。利用料が安く、使い勝手も良いため、オススメのツールのひとつです。
デジタルサイネージ有料ツール②「DAiS Signage」

全国44都道府県、3,000台以上の導入実績をもつ「DAiS Signage」は、クラウド型のデジタルサイネージ管理システムです。

DAiS Signageは、導入から運用までデジタルサイネージに関わる業務を徹底サポートしてくれます。以下では、DAiS Signageの特長を紹介しています。
- 店舗数やコンテンツ数が多い大規模な配信に強みがある
- 長期運用に最適な管理機能とサポート体制
- 配線工事不要で設置できる
- 顧客に合わせた豊富なオプションの種類
大規模なデジタルサイネージの長期運用を検討している方におすすめです。
デジタルサイネージ有料ツール③:「DiSiクラウド」

直感的な操作で誰でも簡単に設定・映像配信可能なソフトの「DiSiクラウド」。商業施設・公共施設・飲食店など、多種多様な場所で運用されています。

DiSiクラウドは、ひとつの管理画面からインターネット経由で複数あるデジタルサイネージモニターに異なるスケジュールやコンテンツを配信することができます。運用するディスプレイのサイズを選ばないこともポイントのひとつです。
他社のデジタルサイネージツールでは、複数のコンテンツや複数のスケジュールを設定する際、同様に複数の管理画面が必要ですが、DiSiクラウドは1つの管理画面のみでそれらをコントロールすることができます。
デジタルサイネージ有料ツール④「e-Signage S」

「e-Signage S」は、サーバー代・メンテナンス費用などの初期コストを抑えられるクラウド型管理ツールです。

e-Signage Sでは、業種別にテンプレートが用意されているため、導入から公開までスムーズに進められます。また、デジタルサイネージの運用を代行してくれるサービスもあるため、運用に自信のない方は公式HPに問い合わせてみてください。
もちろん動画の窓口でも、デジタルサイネージの運用についてご相談していただくことも可能です。
デジタルサイネージには3つのタイプがある

デジタルサイネージには、「ネットワーク型」「インタラクティブ型」「スタンドアロン型」の3タイプがあります。以下ではそれぞれのメリット・デメリットを紹介しています。
メリット | デメリット | |
ネットワーク型 | ・インターネットに接続できる ・リアルタイム更新が可能 ・パソコン1台で管理できる | ・ソフトウェア利用料 ・ネットワーク料金が発生する |
インタラクティブ型 | ・タッチパネル機能搭載 ・視聴者とコミュニケーションを取れる | ・セッティングや運用が複雑 |
スタンドアローン型 | ・機器単体で利用でき、オフラインでも使用できる ・USBやSDカードの差し替えで情報を更新できる | ・運用するディスプレイの性能に影響を受ける ・遠隔地からコンテンツの変更ができない |
気軽にはじめるなら特にネットワーク型がオススメです。メリット・デメリットを把握した上で、導入するデジタルサイネージを選択すると失敗することが少なくなるでしょう。
デジタルサイネージを導入する5つのメリット

デジタルサイネージのタイプやおすすめのツールを紹介してきました。デジタルサイネージを導入するメリットは、以下の5つがあります。
- 看板やポスターと比べ視認性が高まる
- 静止画やスライドショー、アニメーション動画などさまざまなコンテンツを配信できる
- 情報量の多いコンテンツ配信ができる
- 遠隔地からでも、お好みの情報配信ができる
- タッチパネル機能などを利用して視聴者とコミュニケーションを取ることができる
上記のメリットも踏まえて、導入を検討してみてください。
デジタルサイネージツールを活用して効果的な宣伝を行おう
厳選したデジタルサイネージツールを無料と有料に分けて解説してきました。紹介したツールはそれぞれ特徴があるため、自社において最適なツールを選択することが大切です。デジタルサイネージは今後もより一層普及されていくPR手法ですので、デジタルサイネージの動画制作や運用を検討されている方は、ぜひ一度動画の窓口までご相談ください。