動画コラム

早い納品を可能にする動画制作!短納期動画の種類と制作方法を徹底解説

動画を使用するプロモーションは、紙やWebの媒体と比較して最大1.6倍の効果を発揮します。商品やサービスのPR、会社説明など、さまざまな場面で動画の利用が増えてきました。

動画制作は通常時間がかかります。素材集めや編集など、多くの手間がかかることから、本来は動画を利用すべき場面で動画の使用を見送っている方もいるでしょう。

そこで活躍するのが、短納期動画です。短納期動画は社内イベントや式典など、早い納品を求められる動画制作が必要になった場面で活用できるものとなっています。

この記事では短納期動画の制作方法や注意点について解説をしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

池上 和

「動画の窓口®️」動画コンシェルジュ

池上 和

不動産営業マンから動画クリエイターに転身。現在は動画コンシェルジュ。          『動画の窓口®︎』プロデューサー。企業動画を年間約1,000本プロデュース&制作している。動画の窓口株式会社社長。合同会社イエロー代表。動画フリーランスコミュニティ「若羽-wakabane-」創業者。

早い動画制作を実現する短納期動画とは?

短納期動画とは、その名のとおり「短い納期で制作した動画」を指します。

広告やイベント向けの動画の制作には、1ヵ月〜半年前後かかるといわれており、急に動画が必要になった時には、制作が間に合わないことも。仮に間に合ったとしても、妥協が必要になりクオリティの低下が心配されます。

短納期動画は企画・構成のやりとりの手間を抑えつつ、クオリティを保ったまま早い納品を実現することが可能な動画制作の手法です。時間のかかる通常の動画制作と比較して、短納期動画は1日〜1ヵ月前後での依頼が多いため、迅速かつ的確な対応が必要とされるため、通常の動画制作と比べると難易度が高いといえます。

そんな短納期動画制作に特化しているのが「動画の窓口 Express」です。独自のプログラムを活用し、素早い納品を実現しながらも、安くて高クオリティな動画を制作します。

短納期動画制作の種類

短納期動画の納期と価格が決まる4つの要素の説明と、よくある事例をもとにそれぞれの方法に適した活用場面の解説をしていきます。

短納期動画の4つの要素

  1. 映像の種類:実写かイラストか、もしくは実写とイラストのハイブリッド型か
  2. テロップ:装飾や動きをプラスするか否か
  3. アニメーション:静止画のイラストに動きをつける
  4. ナレーション:解説や語り

実写の映像では、動きのある動画をそのまま使用し、音声も動画の中にあるものを使用できる場合があります。そのため映像の構成と簡単なテロップをつけて編集が終わることも。実写を中心とした短納期動画は、最短1日、低予算で早く・安くご利用いただけます。

実写ではない映像では、動きのないイラストにアニメーションをつけたり、ナレーションで補足したりする必要があります。必要な工程が多いため、実写映像に比べると、時間や費用がかかります。

短納期動画の活用場面

実写動画

製品説明や工場紹介、セミナー動画、求人広告で多く利用されるのが、実写動画です。実際に参加している方や働いている方の映像を使用することで雰囲気が伝わりやすくなります。

簡単なテロップのみの編集であれば、納期は最短1日〜、費用は20万円〜。短納期動画のなかでも最も早く、安く納品が可能です。

目立つテロップを追加すると、納期は最短1日〜、費用は35万円〜で制作できます。

アニメーション

製品説明やサービス紹介で多く利用されるのが、イラスト(アニメーション)の動画です。説明しづらい工程や流れを、アニメーションで表現します。

フルアニメーションの動画であれば、納期は10日〜、費用は60万〜で制作が可能です。

ハイブリッド型

ブランドムービーや会社説明では実写とアニメーションを組み合わせたハイブリット型の動画を利用される方も。雰囲気を伝える実写にアニメーションをつけることで、表現の幅が広がります。

こちらは納期は15日〜、費用は100万〜で制作できます。ハイブリット型の動画の費用は、動画の長さやアニメーションの数によって変動します。

短納期動画の種類と必要な納期と費用の目安

短納期動画の活用場面|費用|納期 まとめ

早い納品を実現する短納期動画に特化した「動画の窓口 Express」の制作方法

動画の窓口 Expressでは、早い納期でクオリティの高い短納期動画を制作するため、独自の「Expressプログラム」を開発しています。今回は独自のプログラムの中から3つのポイントをご紹介します。

1.アジャイル方式の採用

アジャイル方式とは、プロジェクトを細かいセクションに分けて開発を行ないつつ、お客さまの確認と承認を同時に進める手法です。

動画制作の初期段階から定期的に進捗を提出・チェックする「アジャイル方式」を取り入れることで、納品まで時間のかかる動画制作に比べて修正コストを大幅にカットできます。

細かいセクションに分けるため、お客さまに進捗を早く把握いただけることもメリットのひとつです。

通常の動画制作の作り方
アジャイル方式の説明

2.企画会議にVコンテを用意

動画の窓口Expressでは、お客さまから依頼を受けて、数時間〜数日以内に動画の企画構成をまとめることが可能です。企画会議までに、字コンテや絵コンテに加え、Vコンテを制作します。

Vコンテを制作して企画会議に挑むことで、完成のイメージを具体的に共有できます。そのため、上司や会社からの承認を得られやすく、企画会議もスムーズに進められるでしょう。

Vコンテとは、以下のような紙芝居の動画のことです。

※動画の窓口Express制作


Vコンテは絵コンテだけでは伝わりづらい、完成動画のテンポ感や流れをつかめます。 企画から完成がイメージできると、素材の撮影や編集の際に無駄な時間がかかりません。

上記のVコンテから制作した完成動画です。

※動画の窓口Express制作

アニメーションなどの動きがついてから修正が入ると、調整に時間を要します。Vコンテを制作すると、おおまかな色や場面を初期の段階で調整でき、ここでも修正コストが抑えられるでしょう。

3.訪問編集

動画の窓口Expressの最終兵器として使用する制作方法が「訪問編集」です。特にお急ぎの案件については、お客さまのもとへ訪問し、動画を編集します。

修正の指示を直接いただき、ニュアンスのズレを削減。動画のチェックと同時進行で制作を進められるため、修正コストに加えてコミュニケーションコストも大幅に抑えられます。

動画の窓口Exoressでは、3日で企画を立てたあと、訪問編集によって撮影3時間、編集2時間で動画を仕上げた実績があります。

早い動画制作のために誰でも真似できる時短tips

ここでは時短tipsとして、誰でもすぐに実践できる2つの方法をご紹介します。ぜひお役立てください。

1.有料の素材を購入して使用する

短納期動画の制作時間を短縮する有効な手段として、有料の素材を購入することがあります。

本来であれば、動画制作にはアニメーションの作成や実写動画の撮影など、素材の用意に時間がかかります。しかし、有料の素材を購入して動画制作を行なうと、準備の手間を省けて、早く編集作業へ取り掛かることができるでしょう。

素材の購入は企業の採用動画やブランディング動画に使用されます。多様な場面に対応できる汎用性の高い素材が多いため、短納期動画の制作場面でも活用できるでしょう。

アニメーションではオリジナルのイラストが必要な場合が多いため、有料の画像をダウンロードして動きをつけることが一般的。実写中心の動画では購入した素材をそのまま使用できるため、特に時間の短縮ができます。

有料の素材サイトを一部ご紹介します。

2.参考になる動画の構成を模倣する

動画の構成とは「時間」「映像」「流れ」などを細かく具体的に描き出すことです。企画で決定した目的とターゲットに合わせた構成を考えます。

一から構成を考えると時間がかかり、なかなか進まないことも。そんなときは目的やターゲットが近い参考動画から構成を模倣することで、大幅に時間の短縮ができるでしょう。

普段から動画の目的やターゲットを分析しておくと更に早い対応ができます。もちろん内容はオリジナルで制作するようにしましょう。

時短tipsでご紹介したように有料の動画素材を購入したり、素材を既に持っていたりすると、撮影にかかる人件費を抑えられるため、結果的に安く制作することができます。

早い動画制作を実現する短納期動画制作の注意点

工夫次第で素早く作成できる短納期動画ですが、短納期動画ならではの注意点も存在します。

ここからは注意点について解説をしていきます。しっかり確認していきましょう。

社内決裁の流れを明確にしておく

短納期動画は、短い期間で早く納品する必要があります。さまざまな処理に関しても、同時進行で行なわなければなりません。

具体例をあげると、脚本のチェックや動画構成のチェック、社内部署の決裁などが挙げられます。チェックや決裁が滞ってしまうと当然ながら動画の納品は遅れます。

必ず事前に最終決裁者や関係者を明確にし、いつまでにチェックや決裁が必要か確認をしましょう。動画が早く仕上がっても、決裁に時間がかかると納品ができません。ご注意ください。

動画の視聴者と行動喚起を明確にしておく

短納期動画を制作する場合には、誰のための動画で(視聴者・インサイト)、視聴者にどのように動いてもらいたいのか(行動喚起・CTA)を明確にしておくことが大切です。

この2つを明確にしておくことで「なぜその場面を入れるのか」理由づけのある、一貫した動画を制作できます。

視聴者と行動喚起を明確にした上で、以下の3つの点に注意しましょう。 

  • 何を主題とした動画なのか
  • どのような場所やタイミングで見てもらう動画なのか
  • 何分程度の動画にするのか

これらを明確にしておくことで、よりよい動画制作を行なえるほか、制作時間の削減につなげられます。

動画制作は1つの修正が全体の構成や編集に影響することも十分にありえます。修正が発生しないよう、入念に事前の準備をしましょう。

まとめ:早い納品が可能な短納期動画を利用しましょう

今回は短納期動画の種類や制作方法について解説をしてきました。

短納期動画は、コストを削減し納品までの時間を短縮しながらも、クオリティを落とさずに制作できる方法であることをご理解いただけたのではないでしょうか。

目的や場面に応じた動画を活用することで、より効果的で差別化を図った訴求につながっていくでしょう。

動画のプロモーションは紙やWebの他媒体と比較しても、動画の訴求力は非常に高い効果を発揮します。時間がないと諦めていた動画を使用して、よりよいプロモーション活動をしましょう。

動画の窓口 Express」は短納期動画の制作に特化しており、経験も豊富です。

本記事内で記載した3つのポイント以外にも独自のプログラムを活用し、短納期かつハイクオリティで動画の制作ができます。社内イベントや式典など、急ぎで早い納品の動画制作が必要な場合は、一度お問い合せください。

あなたの動画は、まだ間に合います。

さいごに

動画の窓口では、お客様からのご相談に丁寧にお答えしています。 ぜひ、お気軽にご相談ください。

また、企業様がご活用される様々なバリエーションの動画制作もしています。 今なら、「毎月2社限定 無料で動画制作キャンペーン」を行っているので、この機会をお見逃しなくお問い合わせください。

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