「動画編集初心者でもできる仕事はとれるのかな」あなたはこのような悩みをお持ちではありませんか。
経験がないと仕事をとれないイメージのある動画編集ですが、初心者でも獲得できる仕事はあります。仕事獲得方法を事前に知っておけば、スムーズに実績を積めるでしょう。
この記事では、動画編集初心者でもできる仕事の探し方や仕事獲得までのステップなどを紹介します。
目次
今から動画編集を始めるべき背景

今から動画編集を始めるべき背景に、動画を見る機会が多くなったことが挙げられます。まずは、スマートフォンからの動画視聴のデータをご覧ください。
参考:Nielsen(ニールセン)2019年上半期デジタルメディア利用動向
2015年~2019年の5年間で動画視聴時間は約4倍も増えており、それに伴い動画編集の仕事も増加しています。
しかし動画編集ができる人材はまだまだ不足しています。初心者であっても仕事の探し方を間違わなければ、動画編集の仕事を受注できるでしょう。
動画編集初心者が動画編集を仕事にするためには
動画編集の初心者が動画編集を仕事にしていくには、いくつかのステップを踏む必要があります。
未経験可能の仕事に応募してみる
まずは未経験でも可能な仕事に応募してみましょう。まったくの未経験であっても、動画編集の案件は存在します。
このような案件は技術的指導をしてもらえるものが多く、初心者には最適です。その分報酬は安いかもしれませんが、初心者が経験や知識を得るにはピッタリでしょう。
ポートフォリオを作成する
未経験可能の案件をいくつか受注して実績が貯まったら、ポートフォリオを作成しましょう。自分が作った作品を紹介するページがあれば、案件応募時に有利になります。
ポートフォリオに載せるべき項目は下記の通りです。
- 経歴
- 過去の実績
- 持っている資格や技術
- 週の稼働時間
- 修正依頼への対応
他にも、クライアントからの評価を載せるとより魅力的なポートフォリオになります。ポートフォリオは自分の自己紹介を兼ねているので、時間をかけて作りこみましょう。
提案文を工夫する
経験も増えてきたら、ポートフォリオ作成と同時に営業に使う提案文にも工夫していきましょう。
提案文を作るコツは「自分を雇ったら相手にどのようなメリットがあるか伝える」ことです。
自分の得意なことを述べたうえで、「この点で御社の○○に貢献します」のように相手にとってどのようなメリットがあるか伝えていきましょう。
動画編集スクールに入ってスキルを上げる
未経験の仕事に応募して、ポートフォリオや提案文に工夫すれば仕事は取れていきます。
さらに受注単価を上げていきたい方は、動画編集スクールに入りスキルを向上させる方法が最適です。またスクールの魅力は、動画編集をしている仲間を作れることです。
スクールに入会すると、仲間から仕事を紹介してもらえる可能性もあるため、案件獲得にも繋がります。より深い知識や経験をつけたい方は、動画編集スクールを利用しましょう。
動画編集の仕事の探し方
ここからは、初心者が動画編集の仕事を探すときに使うべき媒体について紹介していきます。
クラウドソーシングサイト
初心者が案件を獲得するためには、クラウドソーシングサイトを利用しましょう。特に有名なのが、「Crowd Works」と「Lancers」です。
この2つの登録が完了したら、検索窓に「動画編集初心者」と入れてみてください。すると多くの案件が出てくるので、概要欄を確認しながら自分に合った案件に応募していきましょう。
SNS
SNSとして利用されるTwitterにも案件は存在します。
Twitterの検索窓に「#動画編集 募集」と入れると動画募集の案件がヒットします。
Twitter案件の特徴は、数についてはクラウドソーシングより少ないですが、単価が高めに設定されている点です。そのため動画編集に慣れてから利用するといいでしょう。
ココナラ
自分のスキルを売り買いできる「ココナラ」でも動画編集の案件を獲得できます。自分が提供できるスキルとして、動画編集の仕事を載せておくのです。
ココナラのいいところは、自分で値段を設定できること。またココナラが無料で集客してくれるので、登録しておくだけで仕事が決まっていきます。
さらに案件を受注しやすくするために、相手にとってのメリットを記載しておくといいでしょう。
求人サイト
「indeed」のような求人サイトにも動画編集案件は掲載されています。求人サイトを使うと単価が高くなる分、経験や実績の有無が問われやすいです。
そのためクラウドソーシングサイトやSNSに比べて採用されるハードルは高くなります。ある程度実績を作ってから求人サイトを使って応募するといいでしょう。
初心者におすすめの動画編集ソフト2選
ここでは動画編集に使われるおすすめ動画編集ソフトを紹介します。特徴や値段も紹介するので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
Adobe Premiere Elements
「Adobe Premiere Elements 」は初心者におすすめの買い切りソフトです。
ステップ順に並んだメニューボタンやガイド編集機能があり、ある程度フォーマットも決められているため、初心者でもかんたんに動画編集ができます。
さらに動画編集の仕事に慣れてきたら、難易度が上がる「Premiere Pro」の利用を検討しましょう。
料金 | |
Adobe Premiere Elements | 買い切り 19,580円(税込) |
Adobe Premiere Pro | 月額制(年間契約プラン) 2,728円(税込) |
Final Cut Pro X
「Final Cut Pro X」は初心者でも使える買い切り型のソフトです。かんたん操作でエフェクトやテロップなどを入れられるので、完成度が高い動画を作ることができます。
ただしMacユーザーしか使えないので、Windowsを使っている人は注意しましょう。
Final Cut Pro Xの料金は、買い切りで 36,800円(税込) となっています。
初心者だからこそ動画編集の仕事に挑戦しよう!
動画視聴が増えている現代だからこそ、今後も動画編集の仕事は増えていきます。初心者歓迎の仕事は多くあるので、まずは応募してみてください。
最初は案件を獲得するのに苦戦するかもしれません。しかし徐々に知識と経験を増やしていけば、いずれ仕事を取るのも楽になってきます。
また動画制作を依頼したい場合は、ぜひ一度動画の窓口へご相談ください。
この記事を参考に、3年後、5年後にはプロと呼ばれる人を目指しましょう。
動画編集の基本的なやり方については下記記事もご参照ください。
初心者の方向けの記事はこちら