有名ユーチューバーやクリエイターが利用している動画編集ソフト「Final Cut Pro X」。
これからFinal Cut Pro Xの購入を考えている方は、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか。
- Final Cut Pro Xとは?機能面について知りたい
- Final Cut Pro Xのメリット・デメリットを知りたい!
- Final Cut Pro Xがおすすめの人とは?
この記事では、Final Cut Pro Xの機能やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
目次
Final Cut Pro X とは?
Final Cut Pro X(ファイナルカットプロ)は、Apple社が提供している、Macユーザー向けの動画編集ソフトです。(以降ファイナルカットプロと呼称)
SNSで流すシンプルな動画編集から、プロのクリエイターが行う動画編集まで幅広い使い方ができます。
Macユーザーに純正で搭載されている、「iMovie」の上位交換版ともいわれており、近年ではトップユーチューバーが使う動画編集ソフトとし人気です。
ファイナルカットプロの料金は36,800円(税込)で、一度購入すれば永続的に使用できる、買い切り型の動画編集ソフトです。
Final Cut Pro Xの主な機能を紹介
この章では、ファイナルカットプロの主な機能について詳しく解説してきます。
これから動画編集ソフトを導入しようと考えている方に向けて、わかりやすく紹介していきますので、参考にしてください。
直感的な動画編集機能
ファイナルカットプロは、磁石のように直感的な動画編集ができる「マグネティックタイムライン」を採用しています。
マグネティックタイムラインは、ファイナルカットプロの下部にタイムラインを表示し、動画の追加・配置・編集を直感的に行うことができます。
動画のトリミングやクリップ操作が初心者でも簡単にできるのが特徴です。
カラーグレーディング
カラーグレーディングとは色調整のことで、撮影した動画の色味を変えるときに活用する機能です。
ファイナルカットプロは、動画全体的な色調整はもちろんのこと、部分的な調整もできます。
カラーグレーディングも直感的な操作ででき、影・彩度・ハイライトなどで明るさから色彩まで幅広い調整を得意としています。
カスタマイズ可能なエフェクト
ファイナルカットプロは、簡単にカスタマイズできるエフェクトが標準装備されているのも魅力の1つです。
エフェクトの編集も直感的にできるため、ファイナルカットプロを使ったことがない方でも、簡単にオリジナルのエフェクトを作成できます。
また、他社製品のエフェクトもダウンロードすることができ、ダウンロードしたエフェクトを活用できるのが特徴です。
オーディオ編集機能
ファイナルカットプロは、動画を読み込ませると、読み込んだ動画の下に音声が波形で表示されます。
音声が波形で表示されるため、パッと見て音声の強弱が把握できるのも特徴の1つです。また、音声を選択することで、音量の上げ下げが簡単にできます。
Final Cut Pro Xのメリットとデメリット
ファイナルカットプロの基本説明や主な機能について紹介してきました。
そこで気になるのはファイナルカットプロのメリット・デメリットではないでしょうか?
ファイナルカットプロのメリット・デメリットを把握し、動画編集ソフトを購入する際の参考にしてください。
メリット
ファイナルカットプロの1番のメリットは、直感的で操作性に優れている動画編集機能です。
初心者から上級者まで、幅広い方が利用している点がメリットといえるでしょう。
またMacユーザーしか利用できないことで、起動にかかる時間が短く、動画編集ソフトの立ち上がりが早い点も魅力の1つでしょう。
ファイナルカットプロは、サブスクリプション型ソフトではなく、買い切り型動画編集ソフトです。一度購入すれば、同じ「Apple ID」の別端末で使いまわせる点も人気の理由の一つです。
デメリット
ファイナルカットプロのデメリットは、3つあります。
- Macユーザーしか利用できない
- 購入の際にまとまったお金が必要
- 動画編集の仕事が決められてしまう
ファイナルカットプロは、Apple社が提供しており、Macユーザーしか使えません。
なおファイナルカットプロは購入の際に、36,800円(税込)というまとまった金額がかかってしまうのもデメリットです。
また動画編集を仕事にする場合には、仕事を選ばなければならない可能性があります。
筆者が動画編集の仕事を受注する際に、人気の動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」指定の仕事が何件かあり、断らざるを得ない状況になったことがあります。
仕事と個人利用のどちらがメインになるのかで購入するソフトを考える必要があるでしょう。
人気動画ツールとの比較
動画広告、動画視聴が増え続けている近年。それに伴い、動画編集ソフトもさまざまな種類が出てきています。
そこで、ファイナルカットプロも含めた人気動画編集ソフト4つを比較していきます。
動画編集レベル | 特徴 | 販売価格 | |
Final Cut Pro X | 初心者~上級者向け | 直感的な動画編集機能 | 36,800円(税込) |
Adobe Premiere pro | 中級者~上級者向け | 多様なファイル形式に対応している | 年間契約で月2,728円(税込) |
aviutl | 初心者 | シンプルな操作性 | 無料 |
iMovie | 初心者 | Apple社製品に標準装備されている | 無料 |
ファイナルカットプロは、YouTubeやWebメディアなどで使い方を詳しく紹介しているため、困ったときにすぐ調べられるのも嬉しいポイントです。
Final Cut Pro Xに向いている人
ファイナルカットプロをおすすめするのは、以下で紹介するような人です。
- 初心者だけど仕事として動画編集したい人
- 完成度の高い動画編集をしたい人
- iMovieを利用していて、高度な動画編集にチャレンジしたい人
今現在「iMovie」を利用している方は、ファイナルカットプロへの移行もスムーズに行えます。iMovieとファイナルカットプロは同じApple社製品であり、iMovieの上位交換といわれているほどです。
動画編集ソフトは多数ありますが、買い切り版のファイナルカットプロを導入することで、仕事でも使えるような完成度の高い動画編集ができます。
買い切り版の動画編集ソフトのいいところは、一度購入すると永久的に使える点です。動画編集が上達すると、副業・本業としても活用することができるため、購入費用をまかなうこともできるでしょう。
Final Cut Pro Xを使用してオリジナル動画を作ろう!
ファイナルカットプロは、Apple社が提供している買い切り版の動画編集ソフトです。初心者から上級者まで幅広い方が利用しています。
ファイナルカットプロの機能や、メリット・デメリットを簡潔にまとめると、下記の通りです。
- 直感的な動画編集機能
- カスタマイズ可能なエフェクト
- 初期費用がかかる
- Macユーザーのみが利用できる
ファイナルカットプロに興味がある人は、まずは無料体験版を利用してから購入を検討するといいでしょう。
ファイナルカットプロを活用し、あなただけのオリジナル動画を制作してみてください。