スマートフォンやYouTubeなどの動画サービスの普及に伴い、採用動画を活用する企業が増えてきました。
採用動画は紙媒体やWebサイトで情報を見るよりも、動きがあり伝わりやすい特徴を持つため、採用動画を積極的に取り入れている企業が多いです。
採用動画を作る上で、「採用動画を作りたいけどイメージが湧かない」「参考になる採用動画を知りたい」という悩みは多いのではないでしょうか。
この記事では、動画の窓口がオススメする厳選した採用動画を12選紹介しています。
動画を作成するインスピレーションを受けられる動画ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- 1 動画の窓口がオススメする厳選した採用動画12選
- 1.1 1.株式会社博報堂「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」
- 1.2 2.2020年最も話題になった採用動画「パンテーン」
- 1.3 3.スタートアップ会計事務所採用動画
- 1.4 4.アルカスコーポレーション株式会社採用動画
- 1.5 5.avex(エイベックス)株式会社「新卒採用面接を受けた結果」
- 1.6 6.株式会社ナガオカ採用動画
- 1.7 7.有限会社白石土建採用動画
- 1.8 8.SECOM(セコム)株式会社採用動画
- 1.9 9.相模開發株式会社「50周年スペシャルムービー」
- 1.10 10.株式会社イオンハート「インタラクティブ化した採用動画」
- 1.11 11.ヤブサキ産業株式会社「店長の1日」
- 1.12 12.NTT西日本「新卒採用スペシャルムービー」
- 2 採用動画をカッコよく作るための参考にしよう
動画の窓口がオススメする厳選した採用動画12選
採用動画とひと口に言っても、「企業ブランドイメージ動画」「会社説明動画」「インタラクティブ動画」など、さまざまな動画があります。
採用動画は企業にとって優秀な人材を集めるために、必要不可欠なツールです。
動画を制作するにあたり、参考とする動画があると、イメージ通りの動画ができる確率が高くなります。
今回紹介する動画は、構成・撮影・編集が非常に素晴らしいものばかりですので、あなたの作りたい採用動画のイメージとして活用してくださいね。
1.株式会社博報堂「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」
1つ目に紹介するのは、株式会社博報堂の採用動画「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」です。
採用動画のコンセプトは「本音」。博報堂で働く人と就活生との対談形式で進みます。この採用動画は社員にも秘密にしているドッキリ演出があります。
説明会では「Face Tracking」という特殊な技術で参加学生の表情から「モヤモヤ度」を導きだし、学生の納得度の低い社員の説明に対して、別室で待機している同僚や上司・家族といったウソをつけない「身近な人物」がサプライズ登場し、登壇社員の「本音」を再度問いかけるというもの。
企画が面白く、企業に働いている社員の本音部分を見ることができる採用動画です。
2.2020年最も話題になった採用動画「パンテーン」
P&Gが展開しているヘアケアブランドのパンテーンの採用動画は、2020年最も話題となったことでも有名です。
動画の内容は、元就活生2人のトランスジェンダーに視野をあてており、「令和の就活ヘアをもっと自由に」というスローガンを体現しています。
パンテーンのブランド理念である「あなたらしい髪の美しさを通して、すべての人の前向きな一歩をサポートする」に焦点をあてて、就活生一人ひとりの個性に寄り添うことを伝える、メッセージ性の高い動画が特徴です。
3.スタートアップ会計事務所採用動画
スタートアップ会計事務所の採用動画は、インタビュー形式をとっています。
実際に働いている事務所を見せており、働いている人の雰囲気などが伝わることが特徴です。
堅いイメージのある職業だけに、実際に働いている場所や環境を包み隠さず動画にすることで、風通しの良さが伝わる動画になっています。
採用動画内では会社の情報や採用基準も紹介しているため、求めている人材の把握が容易です。シンプルながら、採用に必要な情報などが盛り込まれた動画だと伝わることでしょう。
4.アルカスコーポレーション株式会社採用動画
アルカスコーポレーション株式会社の採用動画は、社長自ら会社の採用面接を受けているのが印象的です。(※現在企業公式チャンネルからはアップロードされていないようです)
就活面接の風景を公開している企業が少ないので、「何をしている企業なのか」「どんな人が面接をしているか」などを丸裸にしています。
社長に面接することで、社長が思い描いている熱い思いや経営理念を伝え、企業が欲している人材などが把握できます。
動画の最後には社長と社員同士の熱いやり取りが垣間見られる点もあり、会社への愛情がひしひしと伝わるのも特徴の1つです。
5.avex(エイベックス)株式会社「新卒採用面接を受けた結果」
エイベックス株式会社が提供している「新卒採用面接を受けた結果」は、実際の採用面接をリアルに再現したドキュメンタリー形式の採用動画です。(※現在企業公式チャンネルからはアップロードされていないようです)
ドキュメンタリー形式を取っているので、「どんな質問をしているのか」「就活面接の雰囲気」などが伝わってきます。
人事が見ている採用ポイントを詳細に説明しているため、企業が求めている理想の人物像を把握できる点も嬉しいポイント。
6.株式会社ナガオカ採用動画
会社のコンセプトである「未来は守るな切り拓け」、この一言から始まる株式会社ナガオカの採用動画もオススメです。
冒頭で事業内容、関わっている部署や働く人を紹介しており、「何をしている会社なのか」が伝わりやすい構成になっています。
動画を見るだけで、会社が目指しているポジションやコンセプトが十分伝わってきます。シンプルな動画構成ながら、コンセプトがハッキリしており求めている人物像も伝わるのが特徴です。
7.有限会社白石土建採用動画
有限会社白石土建の採用動画は、伝えたい情報がバランスよく散りばめられている動画構成がオススメするポイントです。
動画内の特徴として、「会社情報」「仕事での喜び」「先輩の声」「求めている人物像」が網羅されています。(※制作会社がアップしている動画となっています)
採用に必要な情報をすべて詰め込んだ、シンプルで伝わりやすい採用動画の見本と言えるでしょう。
「未経験だから大丈夫かな」「失敗が怖いな」という不安を払拭してくれる、「先輩の声」が動画のポイントです。
8.SECOM(セコム)株式会社採用動画
セコム株式会社の採用動画は、沿革を入れることで会社の歴史をうまく伝えているのが特徴です。
採用動画の冒頭で問題を伝え、過去から現在、そして未来のビジョンを表現しているコンセプトムービーになっています。
沿革を紹介しているため、警備会社のイメージが強いセコムだが、医療や訪問看護の分野でも活躍しているのがよくわかる動画です。
業務風景も紹介しているので、セコムで働く姿をイメージしやすいのもポイントです。
9.相模開發株式会社「50周年スペシャルムービー」
相模開發株式会社50周年スペシャルムービーは、企業のブランディングを重視した採用動画です。(※制作会社がアップしている動画となっています)
企業のブランディングが明確になっているため、「企業が行っている仕事内容」がスッと頭に入ってきます。
50年の歴史から、未来に向けたメッセージ性も高く、会社の方向性がわかりやすくまとまっている動画です。
10.株式会社イオンハート「インタラクティブ化した採用動画」
最後に紹介するのは、イオングループの飲食業態を担う、株式会社イオンハートのインタラクティブ化した採用動画です。インタラクティブ動画とは、視聴者が物語を選択する仕様のことをいいます。(※制作会社が紹介している動画です)
店舗勤務・本社勤務で働く2人の主人公に分かれており、気になるポイントを選択しながら業務内容を紹介しています。
各職種の業務内容をインタラクティブ化しており、企業側も人気の職種を把握できるので、視聴者も企業もwin-winとなる採用動画の一例です。
11.ヤブサキ産業株式会社「店長の1日」
ヤブサキ産業株式会社が提供する採用動画は、あるガソリンスタンド店長の1日に密着した動画となっています。
実際の業務内容にスポットを当てながら「店長が何を考えているのか」というストーリーが展開していくため、いざ働くとなった時の印象もつかみやすいといえるでしょう。
動画の後半では店長から社員、社員から店長へそれぞれの印象をインタビュー形式で語っているため、人間像もつかみやすいです。
採用後の業務内容とのギャップを減らすためにも役立つ、良い採用動画の一つといえます。
12.NTT西日本「新卒採用スペシャルムービー」
NTT西日本が制作する採用動画は、動物の写真をふんだんに活用した非常にユニークなムービーとなっています。
もちろん写真だけではなく文字でのメッセージも織り込まれているため、写真と文字のギャップのインパクトを感じる方も多いのではないでしょうか。
時間も30秒にまとめられており、くどくないのも印象を残しやすいポイントです。
伝えたいメッセージを明確に、かつインパクトを残したいなら参考にしてみるのが良いでしょう。
採用動画をカッコよく作るための参考にしよう
動画の窓口がオススメする厳選した採用動画10選を紹介しました。
採用動画は、文章では伝わりにくい職場の雰囲気や理念などの想いを視聴者に伝えられます。
入社後のミスマッチをなくすためにも、今回紹介した動画を参考に、自社だけのオリジナル動画のイメージ作りに役立ててください。
動画の窓口では、動画作りのプロフェッショナルが集まっている企業です。採用動画の悩みや気になる点があれば気軽に相談してください!
監修:[動画の窓口 動画コンシェルジュ 池上和]